『ラインの黄金』全曲 パドリッサ演出、メータ&バレンシア州立管、ウーシタロ、サルミネン、他(2007 ステレオ)
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村井 翔 | 愛知県 | 不明 | 2009年12月07日
ラ・フラ・デルス・バウスの映像を多用した演出は、パリ・オペラ座来日公演の『青ひげ公の城』でも目覚ましかったが、この作品でもCG映像は確かに凄い。ニーベルハイムへの下降などSF映画さながらだし、ジャケ写真に見られる最終景のダンサー達のパフォーマンスも目を見張る。3人のラインの乙女たちも、オペラ歌手がここまでやるかという水槽内での熱演で演出に良く応えている。ただし、見た目が派手であればあるほど、音楽がどうだったか忘れてしまうのは困りもの。指揮は意外に淡白だし、歌手陣も相変わらずアクの強いサルミネン以外はラーション、カペルマンぐらいしか印象に残らない。視覚的な見せ場の多い『ラインの黄金』はまあこれでいいとしても、残り三つをさて、どう見せるか。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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