『ロメオとジュリエット』全曲 ゲルギエフ&ロンドン交響楽団(2SACD)
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山形の髭熊 | 山形県 | 不明 | 2011年11月22日
最近聴く機会が増えたバレエの名曲。DVD・ブルーレイの普及により映像で観賞することも多く、音だけでなく踊りを楽しむと同時に振り付けと音楽のマッチングも楽しみたいです。ゲルギエフのキーロフ・バレエで観てみたいと思います。演奏は、鋭く洞察力のある物だと言える音質は、極上です。しっかりした再生装置で聴くと音の良さは格別です。文句の付けようがない演奏です。ソビエト時代の質の悪いLP盤と比較してはいけないのだろうけれど、時代の進歩と共に価値観も変わる様です。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ペトルーキオ | 茨城県 | 不明 | 2010年09月24日
正直すこし暑苦しい演奏だと思う。ゲルギエフは個人的に好きな指揮者だけど、このロミジュリはいただけない。原作を読めばわかることとは思いますが、この二人は日本でいうところの中学生くらいの年ですよ。大人の幻想かもしれないけど、もう少し甘酸っぱくて繊細な感じが欲しいです。SACDの割にはあまり録音も良くないです。個人的に小澤とボストン響の演奏を薦めます。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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つよしくん | 東京都 | 不明 | 2010年01月09日
プロコフィエフのロメオとジュリエットは、最近ではコマーシャルで採り上げられたり、NHKの番組でも放映されたりするなど、急速に有名になりつつあるが、殆どは組曲の形で演奏されるのが主流であり、全曲録音は未だに稀少な存在だ。かつては、マゼール&クリーヴランド管弦楽団の名演があったが、それ以降は、あまりめぼしい録音に恵まれなかったところである。そのような中で久々に登場した本盤のゲルギエフの全曲録音は、そんな長年の渇きを癒すのに十分な名演だと思う。ゲルギエフは、この膨大な全曲の各場面を、実に丁寧に描いて行く。どちらかと言えば、ゲルギエフには、例えばチャイコフスキーの交響曲などにも示したように、もっとロシア風のあくの強い演奏を期待したいところであるが、本盤は、それを封印して、優雅にして高貴なバレエ音楽をイメージして演奏したのではないかとも思えるほどの柔和さを示している。しかし、これほど精緻に、そして丁寧に、各場面を描き尽くした演奏は立派というほかはないと言うべきであり、決して物足りなさを感じさせることはなく、名演として高く評価したいと考える。SACDマルチチャンネルによる高音質録音も、この名演に華を添えている。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Mickey | 埼玉県 | 不明 | 2010年01月03日
ゲルギエフの再録だが旧録音は聴いていないので、これが初めて。予想通りプロコフィエフらしいグロテスクと紙一重の毒気はほどよく解毒されているが、それでもゲルギエフならではの渾身の熱演。ゲルギエフは世評のようなカリスマなのではなく、実は本来極めてオーソドックスな指揮者なのだ。SACDの音質は滑らかさとダイナミズムを併せ持った好録音。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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