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スメタナ(1824-1884)

SACD 連作交響詩『わが祖国』全曲 小林研一郎&東京都交響楽団

連作交響詩『わが祖国』全曲 小林研一郎&東京都交響楽団

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    ushio  |  東京都  |  不明  |  2010年09月21日

    溢れるパッションは、チェコとのスタジオ録音の比ではない。当夜の感動が50%くらいは入っている。コバケンは粘る指揮者といわれるが、そうだろうか?このスメタナは正統派の名演。都響のうまさ!調子の良いときのN響に匹敵する。ファースト・ヴァイオリンの音色美は、N響を優に凌ぐ。コンマスは矢部さん。終演後、楽団員がコバケンを讃えていたのも印象的。(N響と読響の楽団員は険悪。)

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2009年11月28日

    小林研一郎のわが祖国と言えば、チェコ・フィルと録音した97年盤が頭に浮かぶが、これはそれから12年ぶりの録音である。ヴィシェフラドは、小林としてはいま一つの出来。東京都交響楽団ともども、エンジンがかかっていないきらいがある。モルダウに入って、漸く小林らしさが出てくる。特に、終結部の雷鳴のようなティンパ二の鳴動は圧倒的なド迫力。シャールカは、中間部のゲネラルパウゼが実に効果的で、緩急自在のテンポが曲想を巧みに描き尽くすのに貢献している。ボヘミアの森と草原からは、静けさよりは小林の熱い血がそこらじゅうにたぎっている感じ。ターボルの重量感溢れる巨象の進軍にはもはや抗するものは何もなく、ブラ二ークにおける圧倒的な高揚感に繋がっていく。特に、終結部のティンパ二の強打と、ヴィシェラフドの再現の崇高な歌いあげは、小林の唸り声も聴こえるなど、小林の独壇場と言っても過言ではあるまい。東京都交響楽団も、ブラ二ークのホルンの旋律の野太さなど、わが祖国の内包する郷愁の哀感を的確に表現するなど、持てる力を存分に発揮しており、小林の指揮ともども名演であると評価したい。惜しいのは、SACDにしては録音が、特にバランスの面においてイマイチである点。エクストンならば、もう一段ハイレベルの高音質を望みたい。

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    adagietto  |  千葉県  |  不明  |  2009年11月24日

    チェコ・フィルとの演奏と比べ、小林研一郎ならではの解釈を随所で聴くことができるが、決して爆演とならず、スケールが大きく熱いながらも正攻法な演奏から逸脱していないのは流石である。指揮者の「わが祖国」への強い思い入れが感じられてならない。録音も鮮明で唸り声もないということで、多くの方にお薦めできるCDといえよう。

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    七海耀  |  埼玉県  |  不明  |  2009年11月22日

    コバケンにとって『わが祖国』は、チェコフィルや日フィルと繰り返し演奏してきた曲なので、ここでも、曲を手中に収めた実に安定した演奏を繰り広げている。いつものコバケンと違って、熱演という感じがあまりせず、スケールが大きく、大家の風格さえ感じさせる。弦や木管の動きなど、かなり細かいところまで、神経が行き届いており、都響の高い技術力が遺憾なく発揮されている。録音は当然よい。あと、いつものコバケンの「唸り声」が、あまり目立たないのも、この場合プラスで、録音としての完成度を高めるのに一役買っている。都響の『わが祖国』は、コシュラ−との録音もあって、こちらのほうは、オケの音色がやや地味ながら、かなり切迫した熱演なのだが、今回のコバケン盤は、コシュラー盤より洗練されており、また別の意味で魅力的である。

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