Clarinet Concerto, Horn Concerto, 3, : Delecluse(Cl)Thevet(Hr)Oubradous /
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ムーミン・パパ | 岩手県 | 不明 | 2012年08月17日
フランスのクラリネットというとジャック・ランスロのようにヴィヴラートのたっぷりかかった演奏を思い浮かべる方も多いだろうが、この演奏ではそうではない。実に質実剛健というか、はったりのない演奏で違和感がない。フランスにも様々な流派があったということなのではないか。テヴェのホルンも思ったほどヴィヴラートが濃厚ではない。テヴェはクリュイタンスが指揮するラヴェルの「亡きき王女のためのパヴァーヌ」などではたっぷりとヴィヴラートのかかった演奏をしていて、今では味わえない素晴らしい演奏が有名であるが、モーツァルトではヴィヴラートを押さえ、古典的な美を前面に出していて、好感が持てる。実に素晴らしい音である。解説者はコル(フランス式のホルン)のことをほとんど知らないと書いているが、コルの専門家はネットでもかなり面白い記事を載せている。そういう人たちに解説させたら相当面白い解説になっていただろうと思うと少し残念である。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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