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マーラー(1860-1911)

SHM-CD マーラー:交響曲第1番『巨人』、モーツァルト:交響曲第32番 小澤征爾&サイトウ・キネン・オーケストラ

マーラー:交響曲第1番『巨人』、モーツァルト:交響曲第32番 小澤征爾&サイトウ・キネン・オーケストラ

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  • ★★★★☆ 

    安曇野のカラヤン  |  長野県  |  不明  |  2010年10月27日

    実演にも接したがまずモーツァルトが聴き応えあった。短い曲なのですが、小澤さんも目一杯指揮をして「そんなに振らなくても…」と思ったが、いつの間にか引き込まれ堪能した一曲。マーラーの方も問題はなく、最終楽章ではホルンや一部トロンボーンやトランペットが起立して吹くなど、サイトウキネンの機能全開で不満足なところはない。ただ、同じ録音で言えばボストン交響楽団との後年の録音盤が非常に素晴らしく、比較してみると何か物足りなさがないこともないと思う。なので★1つ減点させてもらいます。09年のブラームス第2番などは流れる水の如しで、小澤さんの境地の良いところが表現されていると思いますが、マーラーの第1番のような曲はもう少し、癖のある思い入れがぷんぷんする様な演奏の方が良いのでしょうね。

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  • ★★★☆☆ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2010年08月07日

    この「巨人」は相当に物足りないですねぇ。バランスの配分やテンポなど、どこかオーケストラ任せのようで、指揮者の透徹した意志が感じられない。すらすらと流れては行きますが、それだけのことで、感動も感心もしませんでした。楽想の変化が感情の変化と結びつかず、たとえ音量的には盛り上がっても情感的には何もないので、全般にまことに平板な出来栄えです。とても残念。終了後の拍手は熱狂的なので、実演の際には何かもっと迫るものがあったのかもしれませんが、このディスクで聴く限り、よい点数は出せませんね。SKOも、もっと「暴れ馬」的な指揮者を招いて爆演・暴演をやってみて、いっぺんキレてみてはどうかな?やりたい放題やってみて、そのあとに見えるものを活かし、能力全開の好ディスクが作られることを期待するものです。

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  • ★★★☆☆ 

    Seiru  |  千葉県  |  不明  |  2010年01月10日

    モーツァルトは非常に良くできています。何度聞いても飽きません。これだけなら★5。 しかし巨人、復活や第九と比べると些か物足りない物を感じます。端正なのですが、何かが衰えたのか復活などの「端正だが端正を超越した名演」というにはどこかほど遠い。入門版としてはお勧めします。ただし、解釈としてはバーンスタインの勝ちか。

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  • ★★★★★ 

    恐怖のタヌキ男  |  不明  |  不明  |  2009年08月13日

     小澤/サイトウ・キネンのCDでは、一昨年のショスタコーヴィチに続く名盤であり、モーツァルトは小粋な小品で、小澤のモーツァルトの中では特に良く出来ています。マーラーはこのオケとのライヴならではの名演であり、瑞々しく、ワルターの名演を思わせる包容力で、小澤のスタイルは、ボストン時代とは一転した、アメリカではなく、ヨーロッパのスタイルによるマーラーであり、とても気持ちよく聴くことが出来ました。小澤/サイトウ・キネンのマーラーでは、過去にソニーから出た2,9番を上回る名演だと思います。

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  • ★★★★☆ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2009年08月02日

    小澤としては3度目の第1であるが、過去の2つの演奏と異なった特徴を挙げるとすれば「円熟」と言ったところであろう。最初のDGに入れた録音が、40代半ばのものということもあり、演奏に激しさとか勢いが感じられ、それが青雲の志を描いた第1という楽曲に見事に符合する鮮やかな名演であった。しかし、今回の録音は円熟の演奏ということはできるが、こうした小澤の円熟したアプローチは、第1という曲にはいささか違和感を感じる。いい演奏であるのは間違いはないが、何かが不足している。その何かを正確に言い表すことは困難であるが。。

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  • ★★★☆☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2009年07月18日

    2008年コンサートのライブ録音盤です。モーッアルトの普段あまり聴かない交響曲・・・マァこんなものかなぁ・・・と言った感じでウォーミングアップ的(又はスポーツ後の体調整え的)な位置付けに感じました、可もなく不可もなし。さて、大曲マーラー「巨人」交響曲、小澤さんはBSO時代に1977年と1987年に二回収録し前者は6分近くの「花の章」を第1楽章の次に挿入したものとなっています。今回のサイトウ・キネンOとの演奏では「花の章」を除いてそんなにタイム的には違いはないのですがこの曲の持つ若さの屈託といったものからは今回盤は離れてしまい名人ぞろいのオーケストラメンバーの面々ばかりが目に・・・いや耳に?・・・つくような謂わば汎用的演奏に・・・これはこれで分り易くはあるのですがマーラーの角笛テーマ一環が味わえなくなりました。私は基本的に同じ曲を録り直す場合どうしても初めの方の演奏・・DG盤のBSO演奏・・がいい意味でも悪い意味でも先入観を持ってしまいます。当面OKにさせて下さい。

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