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バッハ(1685-1750)

CD フーガの技法 バタゴフ(2CD)

フーガの技法 バタゴフ(2CD)

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    so減七  |  埼玉県  |  不明  |  2012年05月19日

    この曲を長年偏愛してきた。ヴァルヒャから始まって屈指数十点に及ぶ音源が手元に…。ペダルチェンバロも音響的には面白い。壮大なパイプオルガンも悪くはなかったが、素朴なポジティヴオルガンに惹かれた。 が、パダゴフの電子ピアノによる、意図的な「無意図」が織りなすバッハの世界は究極。解釈の介在しない(という解釈)バッハの音楽がそこに在る。このテンポの遅さが錯綜するポリフォニーの行方を明確に聞き取らせてくれる。オルガンでは壮大すぎて、それそのものが押し付けがましい。ピアノやチェンバロでは音の減衰が早すぎてポリフォニーの醍醐味が失せる。で、電子ピアノへの着目。慧眼!何もしないで書かれた音符が音に変換されていくだけで、「再現」等という胡散臭さから解放されたバッハそのものの音楽が紡がれていく。「無」になる事、主張する事を「佳しとしない」見識を持つ再現者によるフーガの技法、好き嫌いのレベルを超えて正しい。

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     |  岐阜県  |  不明  |  2009年08月03日

    フーガの技法はバッハの曲の中で私にとって一番の難解であった。今まで、オルガン、管弦楽、チェンバロと聞いてきたが、さっぱりわからなかった。ところがこのバタゴフ盤により、ついに愛聴の曲となった。こんなゆっくりのテンポだからこそ、理解できたのかも知れない。普通、モーツアルト、ハイドン、ベートーベンの交響曲の第2楽章のようにゆっくりとした音楽は退屈なのだが、バッハのゆっくりは楽しいのだ。バッハは偉大である。

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    笛吹きピーピー  |  前頭葉  |  不明  |  2009年02月11日

     追記 CD2のトラック1、番号16番、10度の2声カノンでみせた、8秒ほどの無音のCADENZAには、ゾッとしました。

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    笛吹きピーピー  |  右脳内  |  不明  |  2009年02月11日

     バタゴフの演奏、メシアンも独特だったがこのバッハは異質だとおもう。スタッカートとレガートの2種類のシンプルな奏法、一定のテンポ、ピアノの音も、まるで電子ピアノのようで何とも異様であるようにおもう。巨大でも集中力すら感じさせない。ただ、音が連なってなっている、そう言う印象だ。メシアンの幼子の色彩に満ちたピアノとは対象的で、このバッハは真っ白に近い世界だとおもう。機械に弾かせているような感じでもある。演奏するということはどういうことなのだろうか?と考えさせられた。

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