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サン=サーンス (1835-1921)

CD Sym.3, Phaeton, Le Rouet D'onphale: Ozawa / French National O

Sym.3, Phaeton, Le Rouet D'onphale: Ozawa / French National O

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    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2010年09月05日

    先日TVで小澤征爾が退院してまだ腰痛が残っているものの国内中心で指揮活動を再開すべくリハーサル風景が報じられていました。リハーサル演奏途中で満75歳の誕生日祝いのメロディをオーケストラ・メンバーが奏で小澤を喜ばしている微笑ましい一場面もありました。小澤が「生きることと音楽」について語ってもおり大病をくぐり抜けた直後だけに感銘を受けました。その小澤が丁度50歳の頃、1985年フランスのONFを振ってサンサーンスの管弦楽、交響曲を録音したものが本盤。先ず私はあまり聴いたことのない二つの交響詩・・・「ファエトン」(演奏タイム8’32)と「オンファールの紡ぎ車」(同8’07)・・・が気に入りました。どちらもギリシャ神話から題材をとった曲ですが小澤は色彩感豊かに、さりとてそんなに粘つかない味でリズミカルな処理も上手く八分というそれこそ適当な時間が経過して行きました。本盤の主体、交響曲第3番(同@20’12A15’11)はオルガンパートのみが1986年録音でオーケストラ分と後で合体加工?したものらしいです。マァそういう事もあろうかし思います。ONFはよく小澤に合わせたフレキシビリティに富んだ対応をしています。第1楽章ゆっくりスタートするもののやがてリズムに乗って中心部へ進め高揚場面ではギクシャク感も加味させこの楽章後半ポコ・アダージヨでは逆にじっくり聴かせます。第2楽章、切れの良いティンパニーが印象的な前半から後半はズンズンと速めにある意味颯爽と進んで行きます。時には縦線が怪しい処も?それはさておきただ一部の節での妙なテンポアップは私には気になりはしましたが最終〆は充分引っ張って一応仕上がり感を示しております。フランスセンスが内奥から出ているかまでは判断つきかねておりマァ当面OKランクとさせて下さい。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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