Sym, 4, : Inbal / Frankfurt Rso Donath(S)
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テリーヌ | Hyogo | 不明 | 2017年12月24日
第4番は長らく聴かなかったのですが、こんなに魅力的な交響曲だったのかとあらためて認識しました。インバルの演奏が優れているので一層良さが引き立ったことも一因です。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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カズニン | 東京都 | 不明 | 2014年05月05日
美しい演奏と録音です。素晴らしいです。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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一人のクラシックオールドファン | 兵庫県 | 不明 | 2010年05月08日
1985年インバル50歳手前での当時音楽監督をしていたFRSOを振ってのマーラーでこの第4番が比較的分り易い穏やかなメルヘンに溢れた作品である処をインバルはユダヤの血が多分入ってを承知で・・・マーラーへの理解を咀嚼した上で・・・過剰な思い入れをしない・・・すっきりした、粘つかない演奏を展開しております。演奏タイムとしては@16’26A10’06B20’53C9’10と特に特徴的なものはありません。第1楽章終わりの方、ホルンが入る辺りの美しさは素晴らしくそして畳み掛けるわけではなく終わるその仕方が気に入りました。第2楽章不安なヴァイオリンのソロに先導されるこの楽章でも決してきつくはなく音の独立性を保ちながらのバランスが絶妙。第3楽章はこの曲の重要な雰囲気を醸しだす角笛も深みに陥らず引きずり込まず破綻せず終わりの美しい「歓び」へと繋ぎます、最終楽章は米国出身のソプラノH.ドナートがクラリネットに誘われて何気なく登場・・・あっさり感が素敵ですね。全体に所謂ユダヤ色というのでしょうか、そういったものは薄く、それはフィルターにかかってきた演奏でインバルの持ち味でもあると思います。好きな演奏盤であります。なお、インバルの同曲演奏盤は2009年都響を振ってのライブ盤も出ましたね。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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つよしくん | 東京都 | 不明 | 2009年08月09日
インバルのマーラー演奏のベースは、厳格なスコアリーディングによる緻密な解釈ということになると思う。しかし、だからと言って、安全運転の体温の低い客観的な演奏ではない。それどころか、本盤の第4について言えば、第2楽章の流麗なレガートや、第3楽章の抒情から最強奏のパッションの爆発に至るまでのダイナミックレンジの広さや変幻自在のテンポ設定など、バーンスタインやテンシュテット風の個性溢れる劇的解釈も散見される。ただ、インバルの演奏が、この両者の演奏と大きく異なるのは、決して踏み外しをしないということであろう。それ故に、曲によっては、例えば第9などには顕著であるが、物足りなさを感じることがあるのは事実である。しかし、第4の場合は、インバルのこうしたアプローチとの相性も抜群であり、名演に仕上がったと言っても過言ではないと思われる。ワンポイント録音の素晴らしさが、HQCD化によりさらに鮮明になったことも特筆しておきたい。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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村井 翔 | 名古屋 | 不明 | 2006年08月26日
一見、無垢なメールヒェン交響曲だが、一皮めくれば「天上の生活」に対する悪意あるアイロニーを秘めたパロディ交響曲。プロコフィエフの古典交響曲のような「音楽についての音楽(メタ・ミュージック)」でもある。しかし、パロディを誇張し過ぎてはぶち壊し。その意味では、きわめて演奏至難な曲で、完全に満足できる演奏はまだない。あまりロマンティックに耽美的になり過ぎないように、できるだけ精密かつクリアに演奏して「毒」がにじみ出るようにするのが現状ではベストか。DENONの明晰だが量感に乏しい録音も、この曲に関する限りプラス。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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