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バッハ(1685-1750)

SACD 無伴奏チェロ組曲全曲 寺神戸亮(ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ)

無伴奏チェロ組曲全曲 寺神戸亮(ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ)

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  • ★★★★★ 

    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  2013年04月26日

    うーむ、カザルス以来チェロの最高峰、心の内面に訴えて来るバッハの音楽が、実は、今使用されている楽器を、元にして書かれていたのではないのではないか、という研究、資料に鑑み、ヴィオラ・ダ・ガンバでもなく、肩掛けのヴィオロンチェロ・ダ・スパッラと言う楽器で演奏された日本の古楽ヴァイオリン名手、寺神戸さんによるチェロ無伴奏。演奏は、チェロに近く違和感なく、やはり深い、バッハの世界、楽器としての重みは、やはり少ない。しかし、クラシックの世界、楽譜が結構改ざんされた物が、堂々と普通に演奏される詐欺みたいな処が、時折ある。古楽は時も経ているだけに、何が、当時そのものか知るのは、特に難しい。演奏する側の意思、探究心、聴く側に響いてくる音楽が全てなのだが、振り回され、当惑させられるのも事実。既成概念崩される事、多いけれど、業界含めて、これが、これからの音楽の進む道。温故知新、何百年経っても、心を撃ち、魅了し、聴きたいと思う、技術的にも、音楽の精神、感動を生む、研鑽された音楽が、第一。過去の演奏は、何だったのか、とも、思う。でも、演奏形態がどうあれ、いいと思う人が居る限り、消えはしない。先駆者として、挑戦した寺神戸さんには、称賛を、送りたい。まごう事なき素晴らしきバッハです。

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  • ★★★★★ 

    しいたけ  |  岐阜県  |  不明  |  2009年05月31日

     はずれなし!寺神戸亮さんのCD は、バッハ、モーツァルトなど多数の演奏ありますが、その中でもこの無伴奏チェ組曲は、音色も新鮮・高音質で聴く回数が多くなりそうです。モーツァルトのバイオリンソナタも楽しみです。  

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  • ★★☆☆☆ 

    四郎右衛門  |  大阪府  |  不明  |  2009年05月31日

     淘汰された楽器を復元するのは学術上の価値は有るでしょう。然し「音楽」としては畢竟物珍しさの域を出る物では無い様に思います。楽器が短い分チェロと同じ音域を確保しようとすれば弦を太くせざるを得ず、共鳴胴の容積を見合ったものにすれば、...怪物に成る事でしょう。ピアノの低音の濁りを避ける為に弦を単一の鋼線にすれば、舞台の端から端に至る化物ピアノが出現する様に。

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  • ★★★★★ 

    珈琲好き  |  鹿児島  |  不明  |  2009年01月17日

    過去の全ての「無伴奏」が不要なほど(チェロ版では唯一鈴木秀美さんの新盤のみOK),この演奏はもはや完璧で,彼の芸術家としての姿にバッハ自身が納得しているでしょう。

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  • ★★★☆☆ 

    バッハッハ  |  R66  |  不明  |  2008年12月29日

    6番は面白かった。でも古楽のスタイルでやりたいのか、楽器の性能をフルに発揮したいのか、現代的なのか、そうでないのか、製作者の洞察を重ねてスタイルを考慮した演奏と比較されるとアプローチがバラバラで中途半端。日本人演奏家には「マタイ」のリハーサル中に「キリストの霊が彷徨っております!」と絶叫する指揮者がいるのが現実。それで納得している演奏者にまた愕然。これがプロの現実。「レコ芸特選」レベルで納得するという現実だ。この話で笑えない人が西洋音楽を語る現実。バ氏のCDは無いのですか?

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  • ★★★★★ 

    とくめい  |  不詳  |  不明  |  2008年12月29日

    音はもっとヴィオラに近いのかと思いましたが案外チェロの音に近いです。 見た目には違和感がありますが演奏は自然です。肩掛けベルトをせずに演奏できるようになれば凄いですね。

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  • ★★★★☆ 

    arisuyama  |  愛知県  |  不明  |  2008年12月05日

    この演奏で使用している樂器の製作者兼演奏者バディアロフがレクチャーコンサートをしている風景がYoutubeなどで見れますが、目から鱗ですね。ヴィオラなどでこの曲を演奏した録音もありましたが、これが今のところ本命のようです。歴史的価値は学者さんに任せておいて、ひたすら聞き手である私には、バ氏の言う「無伴奏ヴァイオリンは構造的だが、チェロはファンタジーだ。」がよく感じ取れます。これを経験しない手は無い。1点残念なのは寺神戸氏の 演奏よりバ氏の演奏の方が私にとっては好みである事。また師のクイケン氏も入れたそうだ。

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  • ★★★★★ 

    水野哲行  |  愛知県名古屋市  |  不明  |  2008年07月28日

    否定的なレビューを読んで、この好機を逃すことのないよう一文を記す。寺神戸は新しい楽器を使いながらも第1番から第5番までは従来どおり四弦で演奏。第6番だけをバッハの示唆どおり五弦で演奏している。その第6番に限り、いままでの演奏はすべてごまかしだった、と思うはず。ふたつに分けた重音奏法が、いちどに鳴っており、まるで別の曲だ。このレビューに遭遇したすべての人に推薦したい。

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  • ★★★★☆ 

    mimi  |  兵庫県  |  不明  |  2008年07月26日

    歴史的に価値が高いし第1級の演奏ですが、この演奏を聴くと寺神戸の無伴奏Vnがしっくり来なかった理由が判ります。曲の構造的把握は概ね問題ないと思われるのですが、文節の終結あたりでの余分な装飾(装飾音のことではありません)が多すぎて、非常にアクが強い演奏に感じられてしまう、その結果音楽の全体の流れが渋滞するのです。ピリオド奏法が問題ではない、Kujkenには感じなかった点です。これは日本人の某指揮者の演奏にも通じるもので、どこか演歌っぽいといったら、偏見と怒られるでしょうが....。でも悪い演奏ではないと思います。

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  • ★★★★☆ 

    古楽すき  |  横浜  |  不明  |  2008年06月28日

    スチール弦ではない乾いた響きや、スパッラの独特な音域が思い切り楽しめる。 Hakujyuホールの大きさと楽器の特性も、相性が良かったのかも。 ここ100年の間に聞きなれた無伴奏もいいですが、絵画の世界でも良く知られた存在の楽器の演奏は、バッハの本流を知らしめてくれた気がします。

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  • ★☆☆☆☆ 

    しゅうたろう  |  富山県  |  不明  |  2008年06月21日

    チェロの印象から逃れられない、ピンとこないしモノラルかと思うくらいステージ感がない。  やっぱりチェロでないと。

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