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チャイコフスキー(1840-1893)

CD 交響曲第5番 クルツ&シュターツカペレ・ドレスデン

交響曲第5番 クルツ&シュターツカペレ・ドレスデン

商品ユーザレビュー

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    風信子  |  茨城県  |  不明  |  2018年07月18日

    透視図のようにスコアが見える演奏 そして何より個性ある音色の魅力に惹きつけられる 40年前の演奏だが チャイコ5番のファンの間では語り伝えられる名盤 こうしてたとえ限定的であっても手にすることができた至福を実感している ”クラリネット交響曲”といえば これとシベリウスの1番だ 冒頭クラリネットが長々とソロを吹いて導入する交響曲の代表格で もうこれでやられてしまう クルツの作り出すサウンドは中声部が豊かに鳴ること フレーズの受け渡しが明快なこと 感情移入せず意味のある言葉としてモチーフを繋ぎまた積み重ねていく 時間の流れこそ主神であり 自然なる推移を決して妨げない 非常に気っ風というか粋のいい颯爽とした演奏だ 交響曲作家チャイコフスキーの面目躍如となった 改めて聴いて感じたのは第二楽章が異様でバランスを崩しているなということ 歌う緩徐楽章の枠をはみ出す存在感で第一楽章が食われた感がある 隠されたメッセージがあるように思えてならない 朋よこれは聴かねば あなたも如何

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  • ★★★★★ 

    hijidon  |  宮城県  |  不明  |  2012年02月05日

    特に何かを誇張したとか、何か研ぎ澄まされたとか、それらとは全く異なるアプローチで興味深い。しかし、全体的に曲のツボをしっかり押さえながら、それでいてニュートラルな自然な流れでの昇華という、非常にそつのないバランスの取れた優れた演奏。このようないい演奏に出会えてよかったと思う。

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  • ★★★★★ 

    盤捨印  |  東京都  |  不明  |  2011年06月19日

    当然のことながら重厚で質実剛健なドイツ的演奏。洗練さはないが、野卑でもない。特筆すべきはペーター・ダムのホルン。2楽章の美しさは何にも代えがたい魅力がある。

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  • ★★★★★ 

    遊悠音詩人  |  埼玉県  |  不明  |  2010年03月21日

    温もりと情熱を併せ持った希有な名演!チャイコフスキーの名盤といえば、大概はムラヴィンスキーやスヴェトラーノフなどのロシア人指揮者の演奏を挙げるだろう。彼らの演奏には、ロシアの大地のエナジーを彷彿とさせるような、爆発的な力強さがある。もっともムラヴィンスキーとスヴェトラーノフの芸風は似て非なるもので、前者は完璧な統制の中に強烈な響きを聴かせ、後者は扇情的な身振りでグイグイと押すタイプの演奏をする。ではクルツ&シュターツカペレ・ドレスデンはどうか。一言で言えば「柔らかく包み込むような」演奏である。ドレスデンの音の豊かなことはこの上ない。肌理細やかな弦、まろやかな管、力強い打楽器、これらが絶妙に調和している。誰かが出しゃばったり、逆に引っ込んだりしない。全員一丸の見事な合奏である。さりとて例えばカラヤン&ベルリン・フィルのような絢爛豪華な雰囲気かと言えば、これまた違う。カラヤンには、度を超して綺麗である故の人工臭さが鼻に付くことがあるが、ドレスデンの音はとても自然である。殊に中音域の豊かさは驚嘆する程であり、他の楽団では滅多に聴けない多層的な響きに酔い痴れることが出来る。メロディとリズムだけ揃えて中身がスカスカな演奏解釈が跋扈する中で、それらとは一線を画す名演と言えるだろう。非ロシア系チャイコフスキーの隠れた名盤と呼べる素晴らしい一枚だ。

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  • ★★★★☆ 

    shinsaqu  |  山口県  |  不明  |  2009年02月07日

    お馴染みのルカ教会での録音だが、この当時の東独シャルプラッテンによる録音は、例えばDENON録音(ブロムシュテットのR.シュトラウスなど)とは違い、残響は少なめでより生々しい響きを聴かせてくれる。テンションが高く充実した演奏ながら、「熱く昂る」いわゆるロシア風ではなく、暗く埃っぽいモノクロームな印象を受けた。異演盤の多い曲だが、その中にあっても存在感十分な名演だと思う。

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  • ★★★★☆ 

    ヒロユキ  |  札幌  |  不明  |  2008年04月05日

    チャイコフスキーの交響曲5番が好きで、CD店で、シュターツカペレ・ドレスデンに惹かれて買った。知らない指揮者だったが、なかなかに良い演奏だった。弦の音色も良く、きちんとした演奏でありながら、金管の迫力もあり、聴きごたえがあった。

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