ノース申す  |  長野県  |  不明  |  2011年05月17日

これはお勧めです。トムテルの歌い回し、オケの水準とも最高で、とても幸せなモーツァルトに浸れます。昔バシュメトがN響と共演した際にこのコンチェルトを演奏した記憶がありますが、その時はTV音声だったせいか、いい印象持ちませんでした。トムテルの深みのある音色はバックの好演と相まってうっとりとさせられます。Clファンには噴飯ものかな？Vaファンには必聴の１枚です。

 

Wolferl  |  不明  |  2007年10月07日

ブラームスのClソナタしかり、モーツァルトのケーゲルシュタットトリオしかりで、Cｌの代わりにヴィオラが使われること自体には、そう違和感はない。しかし、この演奏を聴いて、モーツァルトはこの曲をクラリネットのために書いたのだということがかえって感じられた。特に協奏曲は、到底原曲を凌駕しえない。ソロパートは、結構いじられているが、単旋律の域を出ず、楽器を替えた利点が出ていない。オケも深みがない。

 

simatch  |  広島市  |  不明  |  2007年09月24日

ヴィオラ弾きとして興味があり買ってみましたが、コンチェルトは本家「クラリネット」の方がやはり良いです。ソリスト「トムテル」の演奏があまりに粗野だからかもしれません。これに続く別のヴィオリストの録音に期待いたします。クィンテットはHMVレビューの通り、弦楽五重奏として十分に通用する曲でした。