ぼん  |  神奈川県  |  不明  |  2010年04月03日

この録音の後三度目の来日をこのコンビは果たすが、そのときの演奏が眼前に蘇るかのような見事な演奏と録音。特に第一曲終盤の素晴らしいせり上がり感をもった圧倒的高揚感は白眉の出来。オーマンディ屈指の名演奏であり、シベリウス演奏史上に残る歴史的名演奏のひとつ。

 

issy  |  大阪府高槻市  |  不明  |  2007年06月23日

私もかつて発売されたセラフィム盤で愛聴しています。北欧の寒色ではなくいかにもアメオケらしい輝かしいサウンドですが、なぜか曲とマッチして録音も今でも十分通用します。オーマンディの解釈も素晴らしくこの演奏を超えるものになかなか出会えません。英雄の情景が目に見えてくるような素晴らしい演奏です。宝物のようなＣＤです。

 

たか  |  東京  |  不明  |  2007年06月11日

４つの伝説の最も優れた演奏の一つだと思う。オーマンディは不思議な指揮者でこういう渋い曲になると俄然本領を発揮する。ドボルザークの第七交響曲にも大変素晴らしい演奏を残している。

 

WaY  |  千葉  |  不明  |  2007年05月16日

昔の日本盤を持っています。RCAのベールを被せたような録音にどうしてもなじめない者として、この録音はオーマンディの美音を存分に堪能できる数少ないもの一つだと思ってます。個人的には、この組曲は作曲家初期の作品でもあり、殊更、中後期のような透明さと渋さを求める必要はなく、その面でオーマンディの演奏様式は十分にアリだと考えているので、廉価でもあるし、この評価にしました。