交響曲第4番、他 ツェートマイアー(指揮、vn)ノーザン・シンフォニア
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Maya | 熊本県 | 不明 | 2012年02月19日
両曲ともオーケストラはヴァイオリン群を両翼に配した美しい響きです。シューマンの交響曲は初稿ですが、シューマン没後、改訂稿を支持するクララと対立してまでブラームスが出版に尽力したものとのことです。個人的には両方いいとしかいいようがありませんが、初稿の「着せ過ぎない」透明な響きを、このような共感に満ちた演奏で、しかも両翼配置で聴ける喜びは大書したい気持ちです。一方ブラームスの協奏曲では独奏者オリジナルのカデンテツァも長すぎず短すぎず違和感ありません。何より惰性でない「意欲」を感じます。当曲、ドホナーニとの共演盤よりはるかに引き締まって美しいと思いました。全体に室内楽的な透明感に現代楽器の力感をかけあわせた感があります。なにより全員が一丸となって自分たちの敬愛する曲に「今」を捧げている清冽さがたいへん沁みました。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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