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ラフマニノフ、セルゲイ(1873-1943)

CD 交響曲第2番、『死の島』 マゼール&ベルリン・フィル

交響曲第2番、『死の島』 マゼール&ベルリン・フィル

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  • ★★★★★ 

    スノードロップ  |  広島県  |  不明  |  2019年10月28日

    スマートにまとめあげたラフ交2。賛否両論だが私は好き(全集収録のほかの曲も最高!)。あまり濃いのばかり聴いていると胃もたれする。冷たすぎるとの評価があるが、十分熱気があり盛り上がる所はBPOということもあってかなり豪快。第1楽章冒頭から分厚く咽ぶような弦楽器群の響きに圧倒され、随所でマシンガンの如く打ち込まれるフォーグラーの硬いティンパニに痺れる!きりりと引き締まり颯爽とした第2楽章、適度に抑制され品のある第3楽章も良いが、なんといっても第4楽章が白眉でマゼールの迷いのない解釈とBPOの機動力が相乗し白熱する。コーダは弦が歌い金管が輝かしく咆哮し、その背後から打楽器群の激打(何と抜けの良いティンパニ!)が炸裂し圧倒的なクライマックスを築き上げる!録音はデジタル初期だが悪くなく、BPOのマッシブ&ソリッドな音色を克明に捉えている。

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  • ★★★★★ 

    Fostex で聴いてます  |  徳島県  |  不明  |  2011年07月26日

    ラフマニノフの交響曲全集は、マゼール&ベルリン・フィルのものが一番気に入っています。この交響曲第2番も素晴らしい演奏で、マゼールの指揮は微に入り細に入り、スコアからものすごい情報量を引き出しており、ラフマニノフが甘美な旋律にこれほど緻密な対位法を施していたのかと驚かされます。ベルリン・フィルも、その名技を存分に発揮して、面白いように指揮者の解釈を実体化していきます。ブリリアントな弦楽器、気品のある金管、そして強烈なフォーグラーのティンパニ。星5つでは足りない圧倒的な名演だと、わたしは思います。「死の島」も最高の演奏です。

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  • ★★★★☆ 

    saki-oboist  |  兵庫県  |  不明  |  2011年02月17日

    一言で言えば洗練された演奏です。ラフマニノフならではの濃く甘美な旋律美というよりは曲の構造やリズム感を見せるといった趣で、全体的に早くあっさりした印象を受けますが、かえってこの曲の冗長さが見え難く、BPOのソリッドな響きも相俟って確りした構成や間合いの演奏が聴けます。逆にスヴェトラーノフやプレヴィンのような濃さを求める人には不向きと思います。

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  • ★☆☆☆☆ 

    オットー  |  神奈川県  |  不明  |  2010年07月26日

    BPOならカラヤンが振ってほしかった。なぜカラヤンはラフ2を録音しなかったのだろう?協奏曲2番ではあんなすごい名演を残したのに。彼の70年代のラフ2の演奏を聴いてみたかった。BPOのラフ2としてはこのマゼールぐらいしかないのだろうか(私の無知かもしれないが)。たしかにカラヤン存命中のBPO(それでも80年代なのが残念。70年代だったらもっと良かったなあ)だからブリリアントさは格別だが,なによりもマゼールの指揮がいただけない。まずもって歌がない。1楽章もえらく早いテンポだし,3楽章は無機質だし・・・何度聴いても首を傾げざるを得ない演奏だ。

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  • ★★★☆☆ 

    遊悠音詩人  |  不明  |  2009年05月03日

    濃厚甘美なロマンティシズムとは無縁のポーカーフェイス的な演奏で、特に第1楽章は拙速なテンポも相まって聴けたものではない。オケの響き自体、BPOであることを疑う位薄っぺらである。アンサンブルもやや乱れ気味である。まだカラヤンも存命中であったのに、何故マゼールに振らせたのだろう?それはともかく、一方ではラフマニノフの精妙なオーケストレーションを浮き立たせ、副旋律を押し出したりする面白さはあると思う。個人的には好みではないが、この辺の工夫を勘案して“OK”にしておく。

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  • ★★★★☆ 

    たーこ  |  京都府  |  不明  |  2007年03月30日

    クールでどこか突き放された感じのあるラフマニノフの交響曲第2番。あまりにも甘美過ぎる演奏にも辟易しますが、ここまでクールに演奏されるのもあまり好みではない。ただ、ここでの演奏のような厳しさや緊張感は他のラフマニノフ演奏の指揮者やオケにも欲しいところではある。

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