フランク:交響詩「プシェ」、交響曲ニ短調/ヤン・ラタム=ケーニヒ(cond)、ストラスブール・フィルハーモニック
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sunny | 兵庫県 | 不明 | 2014年02月18日
フランクは、ドイツのすぐお隣り、ベルギーの豊かな家に生まれ、その後、様々あって、フランスに帰化。フランス音楽の様でもあり、ドイツの重厚な面も、持っています。そのバランス、上手く取れた演奏。ひょっとしたら、リストより早く交響詩なるもの発表していたかも知れぬ、フランクの美しいプシュ。コーラスの入った版、ある様で、尾高さん、ウエールズ管は、そちらで録音していらっしゃいます。ホント、目立たないけど、美しい、独特の意外な響き、音楽哲学があるフランクの音楽。いいです。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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淳メーカー | 愛知県 | 不明 | 2010年08月26日
中庸の美、それがこのフランクの交響曲の演奏の形容にぴったりだと思います。オケの音色、テンポの取り方ひとつで、がらりと顔色を変えてしまう交響曲って、そんなにはないと思います。ミュンシュとジュリーニがその良い例だと思います(どちらも名演ですが)。ケーニヒの演奏は(恐らく)フランスとドイツの両方の資質を持っていると推測できるストラスブール・フィルから、中庸の美を引き出しているのです。古いクリュイタンス盤以来の奇跡が起こった、というのは言いすぎでしょうか。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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