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シベリウス(1865-1957)

CD 交響曲第1番、第7番 セーゲルスタム指揮ヘルシンキ・フィル

交響曲第1番、第7番 セーゲルスタム指揮ヘルシンキ・フィル

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    のろま  |  東京都  |  不明  |  2013年08月13日

    第1番は、他の盤を持っていないので比較ができませんが、残響があまり長くないこともあって、音の輪郭がしっかり聞こえ、攻撃的な雰囲気をうまく表現できていると思います。第7番は、「オールドクラシックファン」さんも言及されているデンマーク放送響との旧盤を持っていますが、私は旧盤に軍配を上げたいところ。シベリウスの交響曲は、第5番と第7番に関しては、速いテンポで突き進むのではなく、ある程度ゆったりとしたテンポ設定の上で、迫力と柔軟さを併せ持った演奏(プロでも難しいとは思いますが)をしてほしいのですが、弦楽の音量や管楽器の音色の柔軟さでは、デンマークの放送局の豊かな残響も手伝って、旧盤のほうが上回っています。おそらく、オールドクラシックファンさんのおっしゃる旧盤の第1番は、第7番とは逆に残響の長さが裏目に出て、雰囲気が重くなりすぎているのかもしれませんね。そうは言っても、当盤の第7番も他の指揮者(C.デーヴィスは除く)と比べれば十分重厚な気がしますし、聴きごたえがあるので、星4つ。

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  • ★★★★★ 

    影の王子  |  大阪府  |  不明  |  2010年09月11日

    両曲とも圧倒的名演。同フィルのベルグルンドを上回る。第1は凄い迫力だが荒さ・強引さは全く無い。真の迫力とは…こういうものかと唸らせる。 恥ずかしながら第7の魅力を初めてこの演奏で知った。「幻想曲」ともいえる意味が少し判った気がした。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2010年01月12日

    1995年からHPO首席指揮者であるセーゲルスタムが2002年約10年ぶりに収録したシベリウス交響曲集で本盤はその抜粋であります。前回旧盤はDRSOを振って1990年代初めの収録で特に第1番旧は演奏タイムが@12’26A9’57B5’48C14’45であったものが本新盤(・・といってももう随分年月が経過)は@11’13A9’22B5’17C12’21と第4楽章に短縮化が認められます。旧盤はセーゲルスタムの容貌から溢れ出す野性味ある大味な演奏だったのですがこれは先ず1986年HPOをベルグルントが振った評判高い演奏(@10’55A8’54B4’57C11’21)に対するアンチテーゼ的位置付けではなかったのかと思いたくなる程です。演奏時間としてはあのカラヤンだとかに逆戻り?した感があります。さて、本盤第1番、第1楽章からたっぷり墨をつけた太筆で書初めする如くスタートします。打楽器のゆったりそれも強弱をつけてのアクセントが印象的ですね。最終楽章もあの一度聴いたら忘れられないメロディ第1主題から展開しクライマックスにかけて第2主題をこれもたっぷりと流れこの量感は凄いです、やはり効果的なティンパニーが付随します。シベリウス交響曲と言えば本交響曲では第2楽章の吹雪原野を思わせる寒々とした光景観を思い出し又そのような演奏を私は求める傾向があったのですがこのセーゲルスタムは粘着・爆演型なのか少し私の方向感が狂ったのは事実であります。バーンスタイン/VPOの交響曲第2番が(マーラー風に?)くどくて往生している評もありましたがひょっとしてセーゲルスタム風の怪異さがシベリウス音楽の実体であったりしてとか思いますね・・・・。ロマンチックに進める第7番は旧盤22’14、新盤22’04・・・ついでに言えば1986年ベルグルント/HPO盤が21’23とほぼ皆同タイムで後は演奏の中身になってきましょう。私はやはり自然の清涼・寂寥感をこの曲には求めているだけに振幅幅が相変わらず大きいセーゲルスタムはちょっと重荷です。しかし本盤全体それでも第2番盤と同様素晴らしいランクを確保したいですね。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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  • ★★★★★ 

    KURO  |  福岡  |  不明  |  2005年07月02日

    シベリウスの演奏を聴くのであれば、やはり地元のオケでというのが理想である。そういった意味でベルグンド指揮によるものを最良としてきたわけだが、今回のセーゲルスタムによるものを耳にして、改めてヘルシンキ・フィルの素晴らしさを実感させてもらった気がする。とにかくパワフルで豪快な演奏に久し振りで血が沸いた思いがした。

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