Violin Concerto: Salerno-sonnenberg(Vn), Schwarz / Ny Chamber.so +etc
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つよしくん | 東京都 | 不明 | 2010年11月14日
ナージャならではの思い入れたっぷりの情感溢れる超個性的な名演だ。メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲は、いわゆる四大ヴァイオリン協奏曲の中で、厳しい造型美よりも、旋律の美しさが売りの作品であるが、ナージャは、こうした美しい旋律の数々を、これ以上は求め得ないような情感を込めて、歌い上げている。特に、第2楽章など、誰よりもテンポを落とすとともに、ゲネラルパウゼなども駆使して、美しい旋律を徹底的に歌い抜いている。その超個性的なアプローチに、抵抗感を持つ聴き手も多いとは思うが、これほどまでに感動させてくれるのであれば、文句は言えまい。併録のハバネラや、序奏のロンド・カプリチオーソも、ゆったりとしたテンポによる情感溢れる名演であるが、それ以上に凄いのが、タイスの瞑想曲。その常識外れのテンポのあまるの遅さに、本来は辟易するはずであるが、ナージャの場合には、そのようなことはいささかもなく、何と言う美しい音楽なのかと感心させられることしきりだ。同曲には、カラヤン&ベルリン・フィル(ソロは、シュヴァルべ)という極上の美を備えた超名演があるが、情感の豊かさという点だけを考えると、ナージャ盤に軍配を上げる聴き手も少なくはあるまい。HQCD化によって、音質の鮮度が上がったのも、本盤の価値を高めるのに大きく貢献している。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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古渡 弁蔵 | 北海道 | 不明 | 2010年03月22日
感情移入が激しく、そこが好みを分けると思います。ハイフェッツとは対極をなすといって過言ではないでしょう。こうした特異な解釈もあって然りかなと思います。いつも聴こうという気にはなれないけど、持っていてもよいと思います。第2楽章なんかは、とても素敵で印象に残りました。この盤では、ハバネラが一番のききものでした。これにはうっとりさせられました。私のは国内盤ですが、廃盤になったのかな?1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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robin | 兵庫県 | 不明 | 2009年06月20日
演奏は間違いなくこの曲のベストです。全楽章非の打ち所がありません。特に1楽章の出だしの弱音、終楽章のヴァイオリンが駆け上がっていくところなど最高です。なお音に関して云えば、外盤より国内盤のほうがレンジが広く、高音の伸びも優れています。但し音色と厚みは輸入盤のほうが豊かですが、僕は国内盤をとります。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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くれんぺら〜 | 東京 | 不明 | 2007年07月11日
ジャケット写真で損してますね、でも演奏もこれくらい印象的でインパクトが強いです。一度聴いたら忘れられません。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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オタヌキ | 愛知県 | 不明 | 2006年03月29日
情熱どころではないですね、妖艶です。第1,第2、第3楽章で見せるバイオリンの表情が違います。自由奔放な演奏の中で実に色鮮やかです。聴いていて楽しい演奏です。音は楽しくなくちゃ音楽ではないだね。正統派と言う物があるならばこの演奏は異端でしょう。しかし、私は大好きですね。実に楽しい演奏ですよ。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ポポロン | 新潟市 | 不明 | 2006年01月31日
クライスラー程ではないですが、ここまでロマンティシズムに満ちたメンコンを聴かせるのは、現在では彼女ぐらいではないでしょうか?ハバネラは、ハイフェッツが最高と思っている私には、ちょっとやりすぎという感じもしますが、メンコンは(万人向けとは思いませんが)個人的には好きな演奏です。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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