ローマ三部作 ガッティ&サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団
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京都のタケさん | 京都府 | 不明 | 2016年12月04日
ガッティ指揮聖チェチーリア国立O.の面目躍如たる演奏で、繊細な響きから、雄大な表現まで、過不足がない。 前述のレビューにもあるように、当時としては、最先端の20bit録音で、エンジニアも、気合を入れて録音したであろう、すばらしいダイナミックレンジで、強奏でも十分クリアで、弱音時の粒立ちもいい。 この演奏よりも、機能性のいいオケは、あるけれど、多彩な音色と、マッジヴな表現は、自国の作曲家の作品を、プライドを持って、十全に表現した演奏者に、敬意をはらいたい。 ここには、ドイツでもない、フランスでもない。まさに、イタリアの音がある。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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盤鬼hmv11 | 福岡県 | 不明 | 2011年10月28日
小生所有のCDはオリジナルのConiferレーベルで内容は全く同じ物である。クレジットにはEDR(Extended-Dynamic-Range)と表記され当時としては最新の20bit録音であった。【ローマの松】に関しては愛聴盤の大植/ミネソタ管(RR)に比しても遜色のない大変立派な演奏であり録音である。レスピーギの出自からしても関係の深いオケではあるが、最終曲【アッピア街道の松】のクライマックス強奏が鳴り止んだ時には、祖国の生んだ作曲家に寄せる敬愛以上の何か誇りのようなオーラを余韻の中に感じたのは事実である。御国ものが全て好演になるとは限らないが、このCDは良い結果を出せたと思う。24bit/96kHzリマスターの効能が当盤の音質向上に寄与しておれば幸いなのだが…(手を加え過ぎて改悪となるよりはオリジナルで十分だと思う)。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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蓮華人 | 千葉県 | 不明 | 2009年10月06日
現在のガッティの活躍を予言するような懐の深い名演。ショーピースとしてではなく、母国の偉大なる作曲家の最高傑作を、敬虔な思いを込めてタクトを振ったような気がする。聖チェチリアも力量を大きく超えると思われる素晴らしいアンサンブルで応じている。録音も煩く感じることの多い「祭り」のトッティ部分でも飽和せず、しかし力感を損ねることもない。「松」では一瞬たりとも弛緩せず、感動的なクライマックスに到達する。おそらくベストか。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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k.k | 大阪府 | 不明 | 2009年02月04日
レコ芸では確か推薦盤だったと記憶しているが・・(間違っていたらすみません。)意外と大人しい、あっさりとした印象です。少し期待外れだった。オケの特性にもよるだろうが、一番の聞かせどころだと私は思っている”アッピア街道の松”などは、大した盛り上がりもなく終わっているし、”主顕祭”でももう少し遊び、茶目っ気がほしい。噴水は及第点だと思う。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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