交響曲第1番、第5番、『キージェ中尉』 テミルカーノフ&サンクト・ペテルブルク・フィル
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Saiseiji | 東京都 | 不明 | 2010年04月03日
諸氏の高評価を見て購入。知っている限りテミルカーノフの古典交響曲は、81年盤(ソ連国立交響楽団、Brilliant)、90年盤(レンフィル、Leningrad Masters)、91年盤(当盤)の3種も存在する。それだけに本人も得意曲であろうことは想像がつく。当盤はスタジオ録音ならではの整えられた演奏に好感が持てるが、個人的にはライヴならではの感興が加わった91年盤を取りたいので星4つ。どちらも解釈は大きく変わっているわけではないので、その辺は好みかとも思う。いずれにしてもテミルカーノフの古典交響曲の生き生きとした解釈は非常に素晴らしい。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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蓮華人 | 船橋市 | 不明 | 2007年09月15日
「古典」は稀代の名演。おそらくプロコが頭に描いた音楽を、何一つ狂わせず、正確無比にして極めて音楽的な仕上がり。キージェも各場面が実に明確に描かれこれも名演の部類に入るだろう。しかし5番は各楽章それなりに捉えられているのだが、どこか取り留めなく、印象がぼけた感じ。あるいは先の2作の出来が良すぎたため、ちょっと割を食ったのかもしれない。それにしてもソ連崩壊の年。歴史の大きな変革時にありながら、安定して素晴らしい仕事がよく出来たものだ。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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水野哲行 | 愛知県・名古屋市 | 不明 | 2007年07月31日
古典交響曲は、過去の名演で知っているからと、油断していた。CDが始まって、ものの30秒もしないうち、あまりに多様な音が聴こえてくるので、思わず姿勢を正し、最初からスタートし直す・・・古典交響曲を改めて見直した。「キージェ中尉」もアバド盤は洗練されすぎ、と気づくほどパワー感にあふれ、重量級のオケを堪能できた。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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