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バッハ(1685-1750)

SACD フーガの技法 ジョルディ・サヴァール&エスペリオンXX(2SACD)

フーガの技法 ジョルディ・サヴァール&エスペリオンXX(2SACD)

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    われ逝くもののごとく  |  千葉県  |  不明  |  2015年03月14日

    とても優美であたたかみのある演奏だ。しなやかな弦とまろやかな管が響き合って独自の世界観を構築している。普段使いの『フーガの技法』と言っては失礼だろうか。淡々としかし荘厳に弾き込まれるヴァルヒャの演奏や、厳格なレオンハルトの演奏はとても素晴らしいが、彼らの演奏を私は普段使いにすることができない。他にも素晴らしい演奏はたくさんある。フォクルールの重厚でありながらも計算し尽された演奏や、コープマンの即興的で軽やかな演奏。ピアノならコロリオフやエマールによる技巧的かつ理知的な演奏や、ソコロフの心のこもった演奏、リフシッツの柔軟な演奏、そしてニコラーエワの澄んだ音色とロマンティシズム。アンサンブルならエマーソンSQのスタンダードな演奏から、ケラーSQの美しいノンヴィブラートによるバランスの良い演奏、フレットワークの安定感抜群の演奏などなど『フーガの技法』の名盤は挙げればきりがない。いずれの演奏も長所があり名盤であることに疑いはないが、私はサヴァール指揮エスぺリオンXXによるこの演奏に独自の魅力を感じる。サヴァール盤においては『フーガの技法』の抽象的な構造は、弦や管の多様な響きや楽器の発するかすれやゆがみによる具体的な、身体的な音色によって覆われる。恰も堅牢な骨格が優美な肉体によって鎧われるように。そして『フーガの技法』は生き物のような身体性をもって再構築される。それが生き物のようなものであるなら、CD棚にただ大切に収めてタンスの肥やしにしておくのではさびしい。毎日のように取り出して親しみたいものだ。私が普段使いの『フーガの技法』と言ったのはこのような意味においてである。また、人によってはサヴァール盤が決定盤にもなり得るだろう。私はサヴァール盤を強く推奨したい。

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    ろじゃーす  |  神奈川県  |  不明  |  2010年04月30日

    とても81年デジタル録音とは思えない音質。演奏も素晴らしく、用事があってもオーディオの前を離れられない。大傑作

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