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ベートーヴェン(1770-1827)

CD 交響曲全集 バレンボイム&シュターツカペレ・ベルリン(6CD)

交響曲全集 バレンボイム&シュターツカペレ・ベルリン(6CD)

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  • ★★★★★ 

    じゅんとねね  |  北海道  |  不明  |  2019年09月12日

    バレンボイムといえば、イギリス室内管弦楽団とのモーツァルトのピアノ協奏曲が忘れられないが、指揮者としては興味がなかった。しかし、この全集に出会ってその才能を認識させられた。第3番が大げさ過ぎてしっくりしなかったが、他はよかった。特に第2番は低弦を強調した堂々たる風格に満ちた超名演で、LPでの(CDではなく)ワルターを彷彿させるものだった。じっくりと楽しめる全集である。オケも見事で、スイトナーのときとは別物のようで、生き生きとしている。

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  • ★★★★★ 

    silver  |  岐阜県  |  不明  |  2016年03月16日

    素晴らしいベートーヴェン! こけおどしや張ったりなど無く、どこまでも作品に正面からぶつかっていく気骨! 男バレンボイムの一本気な指揮ぶりに安心して身を委ねられます。朗々と鳴るカンタービレ、煌く金管。いぶし銀の光を放つ弦楽器群。柔らかい木管の音色。オケの全てが音楽を奏でる喜びに溢れている。一聴して地味な印象があるが、聴けば聴くほどに味わい深くなる名演である。喩えて言うなら・・・「晩秋のベートーヴェン」であろうか。落ち着いた佇まいの中に、キラキラと光が明滅する。これ以上何を望むのか・・・? クリュイタンス、セル、バレンボイムがあればベートーヴェンは十分ではないか。正直、古楽器だの、ピリオド奏法だのどうでもいいのだ。自分の求めていたベートーヴェンの理想の姿がここにある。これは、大人のための全集だ。曲順も一番からきれいに並んでおり、良心的である。大いに推薦いたします。

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  • ★★★★☆ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2014年01月05日

    ま、一言で言えば「威勢のいい演奏」。唸るような弦、吼える金管、バンバン叩くティンパニ、と遠慮のない、アグレッシブなベートーヴェンです。シューマンの全集も全く同様の姿勢でしたが、これが当今のバレンボイム&SKBのありようなんでござんしょう。特にベートーヴェンにこだわりを持っていない当方としては、こうした姿勢にひょいひょいと乗せられて、けっこう楽しみつつ聴かせていただきました。なにしろこの世にごまんとあるベートーヴェンの交響曲全集。リリースされる度にその存在意義はどこにあるかと厳しい目で見られますが(レコ芸の批評が典型だな)、そういう曲主体の見方ではなくて、演奏家の側に立って「現在のこの人たちの到達した境地はこういうところです」というような姿勢で受容するってのはどうでしょうかな。「すばらしいね」「もう一歩だね」「もっとがんばりましょう」とか、そんな感じで演奏家の皆さんを励ますようにしたいですな。こういうスタイルのバレンボイムさんに対しては「中身がない」とはよく言われますが、そもそもベートーヴェンの曲だってどれもこれもが感動的な充実作ばかりではないよ(第8番なんかヒドイと思いません?)。「楽しめました」という一言にて、私はこのセットを表現いたします。褒めていないように見えるかもしれませんが、そこには確かに微妙な想いはあります。

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  • ★★★☆☆ 

    ポックン  |  千葉県  |  不明  |  2011年01月13日

    バレンボイムは才能を浪費している、と言う日本人がいる。特に日本では評価が大きく割れるようだ。砂漠の宗教である一神教のユダヤ教やキリスト教の世界では、才能の塊りのようなバレンボイムはスーパースターだが、八百万の神が跋扈する日本では、その道の第一人者たるスペシャリストが高く評価される。このベートーヴェンも、なんでもこなす指揮者の優れた演奏だとは思うが、スペシャルな感動に乏しい。録音も含めて、よいところは沢山ある。シュターツカペレ・ベルリンは、東西冷戦時代と比べて格段にリッチな音響を獲得しているし、バレンボイムの重厚な指揮もベートーヴェンに相応しい。しかし、全体に粗雑な仕上げで、「第九」のソリストに至ってはひどいと言うほかない。この録音、もっとじっくり取り組めなかったのか。昔、シカゴ交響楽団を指揮して「大序曲1812年」やリスト「前奏曲」等で超ど級の名演を成し遂げたバレンボイムであれば、もっと凄いベートーヴェンを提供できたはずだ。この程度の演奏で満足するような才能の持ち主ではないと思う。もったいない。

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  • ★★★★★ 

    NARI  |  東京都  |  不明  |  2010年10月30日

    素直な心で聴きましょう。最後に聴いた「英雄」で確信。超名盤!先入観はいか〜ん!!!!!!!!!

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  • ★★★★★ 

    なにわん  |  大阪府  |  不明  |  2009年07月03日

    重厚でどっしりとした、いわゆる典型的な「ドイツ的」なベト全です。そういう思い込みがあるからかもしれないのですが、確かにバレンボイム本人の言うようにアンティーク家具のような木目調の独特の味わいが加わった重厚な演奏ばかりで、好きな人にはたまらない全集だと思います。ただ、パッと聴いただけだと確かにあの巨匠のお方と演奏がそっくりで、そこから「ただのパクリ演奏」と評価が低くなってしまうかもしれないですね。けどピリオドアプローチ全盛の中でここまで懐古趣味的と言っていいであろう全集を録音し、あえてわが道を貫くバレンボイムを自分は評価したいですね。「俺は巨匠」という何とも言えない胡散臭さをバレンボイムから感じてしまうのも事実ですが、それもまた愛嬌でしょう。

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  • ★★★★★ 

    ティーレマンのおっかけ  |  茨城  |  不明  |  2008年06月17日

    フルベンやレニー、ケンペ、クレンペラー、カラヤン、アーノンクール、ガーディナー、デイヴィス、スイトナーなど名盤ひしめくベト全集の中にあって、とりわけ『プラチナ色の光』を放つ素晴らしい一組。私のフィーリングにおいてはジャストフィットする最高のものです。指揮者の個性も大切なんですが、私の場合は『ベートーヴェンそのものを感じさせること』というポイントを外せない。レニーやフルベンは指揮者の音楽になり過ぎ、古楽器演奏はどうしても軽い。そういう意味ではデイヴィスやスイトナー盤に食指が動きます。彼等の演奏に洗練度、モダンさを加味して程よくブレンドしたもの、と言えば伝わりやすいでしょうか?録音も彫りの深いSKBの音色を自然な形で捉えています。スイトナー盤の方がより感じられることですがSKBの木目調の柔らかい響きが、何とも言えない暖かみと脈々と続く伝統、それを頑なに守ってきた彼等のプライドのようなものを感じさせ、ともすれば無機質なつまらない演奏になりかねないバレンボイムのタクトに、単なる付加価値に留まらない魅力を添えています(特にシカゴとのマラ5、チャイ5、ヴェルレクは×。BPOとのブルックナーは中途半端で△。シカゴとのブ

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  • ★★★★☆ 

    Chemistration  |  Tokyo  |  不明  |  2008年01月01日

    1番が良かったです。 概して、なんか雑というか音が濁っていると言うか、傷が多いですね。 でも中低音が支えてくれる演奏が好きな人にははまるでしょうね。

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  • ★★★★★ 

    hawkvass  |  さいたま市  |  不明  |  2007年10月05日

    やっと入手できました。期待が膨らんだ分、がっかりするのではという不安を打ち消す内容に大満足。この演奏をこの録音で聴いてしまうと、往年の名演と言われたディスクを聴く気が失せてしまいます。極論ですが、この全集とガーディナーの全集があれば、充分という気がします。

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  • ★★★★★ 

    再太(リフトル)  |  足立区  |  不明  |  2006年11月20日

    正調ベートーヴェンとして末永く伝えられるべき全集です。バレンボイムの指揮はこころ持ちを豊かに、シャキッとした姿勢にさせてくれます。

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  • ★★★★★ 

    カメトミー  |  茨城県 守谷市  |  不明  |  2006年07月11日

    このバレンボイムの全集の演奏は素晴らしい!!。響きはあくまで重厚且つ暖かく、その中にベートーヴェン独特の熱気がひしひしと迫ってくる。一言で言えば、伝統的、正統派の演奏であるが、そこに彼のセンスの良さが光っており、歌心に満ちている。聴いていて実に心地よく、ベートーヴェンの本物の世界に浸らせてくれる。理想的なベートーヴェンである。 伝統的な名演であるこの全集と、古楽器的発想に根ざしたジンマンの全集があれば、ベートーヴェンの交響曲はOK。 あえて、他の全集を聴く気にならない。

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  • ★★★★★ 

    baren  |  千葉  |  不明  |  2005年12月22日

    この全集は近年のベートーベンで最高だと思う。この音質なら往年の名演奏を漁る必要もない。それくらい全体のバランス・質は高い。バレンボイムのシカゴ響とのCDはなぜかどれもティンパニが弱く感じるのだが、ここでは思い切りよく叩かせていて爽快である。シューマンの全集も安く出して欲しいものである。

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  • ★★★★★ 

    windshaman  |  東京  |  不明  |  2005年12月20日

    どの曲も素晴らしいです。 こじんまりとまとまることなく曲全体としての生命力が伝わってきます。それと同時に内声部など細部までよく聞こえるのも嬉しいところです。ダイナミクスなど、譜面にバカに忠実だからこそ効果的だったりして、正統派の演奏だと思います。現代のベートーヴェン演奏では最高なのではないでしょうか。私もバレンボイムの日本国内での評価の低さは、なんとももったいないと思います。

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  • ★★★★★ 

    わがままヨーダ  |  静岡  |  不明  |  2005年12月16日

    端正で明晰かつ重厚なベートーヴェン。録音も良好。かなりレベルは高いです。バレンボイムの評価は何故低いんだろう。多分、セールスポイントが無いから?買って損はありません。

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  • ★★★★☆ 

    Bob  |  高槻  |  不明  |  2005年06月30日

    バレンボイムはベ−ト−ウ”ェン全集に手兵と呼べるシカゴ響やベルリン・フィルを選ばずベルリン歌劇場管を起用したのかやはりメジェヤ−・オケにはない素朴さやロ−カル色を求めたのか?いすれにしてもこのベ−全はバレが満を持してベ−に挑んだその気迫が聴く者をとらえて放さない魅力があるように思われる現代のベ−全のスタンダ−ドたる内容だと思う。

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