Ichigen  |  埼玉県  |  不明  |  2010年09月15日

この作品をHMVのレヴューは「気迫に満ちた傑作」とうたっているが、そんな大げさな曲ではないと思う。チャイコフスキー自身が「早熟で凡庸」であり「金のために作った」と言っているくらいだから、おそらくたいした価値ある作品ではないのであろう。そんな作品を輝かしいばかりに弾きこなし、あたかも「気迫に満ちた傑作」であるかのごとく聴衆を錯誤に陥らせるピアニストの力量まさに超人的である。プレトニョフは余計なことはせずピアノだけ弾いていればいいのにと思うが。

 

プレトニョフ  |  ロシア  |  不明  |  2005年12月04日

プレトニョフ最高です。もうなにも言う事がありません。タッチ、間の取り方、すべてのピアノワークが自分の心情とあまりにもピタリと一致しました。ルービンシュタイン、アラウはもちろん、カツァリスやペライヤ、ピリスにアシュケナジーなども十分に聴きましたが、満を持してプレトニョフです!!　唯一、ショパンのＣＤが出ていないことが残念でなりません。出して下さい、お願いします。（笑）

 

fuka  |  横浜  |  不明  |  2005年10月14日

恥ずかしながら、この曲これまで聴いたことがなかったんですが、まったく素晴らしい曲集ですね。で、当然演奏の比較評価なんてできないけど、ぐいぐい引き込まれていくような演奏です。ｶｰﾈｷﾞｰﾗｲｳﾞもそうでしたけど、ﾌﾟﾚﾄﾆｮﾌのﾗｲﾌﾞは本当にすごい集中力が感じられて、臨場感に溢れています。ちなみにこの前の東ﾌｨﾙの演奏会の直前にｾﾝﾀｰ街の奥の路地のｶﾌｪで悠々とお茶を飲んでました。