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ハイドン(1732-1809)

CD Flute Concerto, Etc: Pahud Schellenberger Haydn Ensemble Berlin +m.haydn

Flute Concerto, Etc: Pahud Schellenberger Haydn Ensemble Berlin +m.haydn

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    西荻椿山  |  東京都  |  不明  |  2013年03月02日

    (古典派の完形で残る)ポピュラーなFl協奏曲はモーツァルトに3曲しかありません。うち1曲は作曲者自身によるOb協奏曲の焼き直しで、天才にも苦手はあったとみえ、もしもっと長生きしても作曲したかどうか。似たものがあればいいなと思って目をつけたのが、F.J.ハイドンの弟ミハエルです。彼の音楽と人柄をモーツァルトは愛したといいます。さて、その協奏曲ニ長調Op.56はモーツァルトのように堂に入った感じはしませんが、節に優美さや色気があるのが共通し、愛すべきものがあります。続くF.J.のスケルツァンド6曲とは聴きなれない曲形式名です。アレグローメヌエット&トリオーアダージョープレストの4楽章です。編成は2つのVnと通奏低音、ObとHrn各2本です。トリオでFlの出番があるので本盤に併録されました。1曲7分ぐらいで、気楽なディベルティメントといった風情です。急速な第1楽章では第2番や第5番、緩徐な第3楽章では第4番や第6番が耳に残ります。最後のホフマンの協奏曲はやはり偽作のOb協奏曲と比べて音楽の流れがスムーズでありません。これをモーツァルトのお代わりにするのは無理です。パユ(Fl)をはじめ演奏はBPO団員中心です。この団体はF.J.の復権を目指して設立されたそうです。忘れ去られてはいませんが、モーツァルトのように未完の楽章まで録音されるというようにはなっていません。個人的にはモーツァルトの後期6大交響曲、ハイドンセット以降の弦楽四重奏曲以外のこれらの種目を聴くよりはF.J.を選びたく、室内楽などにお宝が眠っているのではと期待されます。

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