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CD オットー・クレンペラー&ウィーン・フィル/1968年ウィーン芸術週間ライヴ(8CD)

オットー・クレンペラー&ウィーン・フィル/1968年ウィーン芸術週間ライヴ(8CD)

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  • ★★★★☆ 

    saitaman  |  埼玉県  |  不明  |  2024年03月02日

    最新のリマスタリングが施されているとはいえ、古い上にオリジナルの録音環境がもう一つなのだろう、音質はばらつきがあり期待したほどではない。また、今のようなレコーディングを前提として傷があった部分をゲネプロとつなぎ合わせたりするようなものではない一発ライブだし何しろ昔なので名手揃いとはいえオーケストラのアンサンブルはあちこちイマイチで完成度は高くない。ただ、ライブのプラス面として、とにかく要所要所が熱い。終楽章にかけて聴き手を巻き込んでゆく。スタジオ録音で残されたクレンペラーの演奏はクラシック音楽における貴重な遺産だが、他の音楽ジャンルでもよくあるように、セッション録音とライブは違う特性があるものである。演奏家によってその差の大きさは異なるが、セッション録音のための演奏は会場にいる聴衆との一体感ではなく録音の完成度を目指すものになるからだ。しかし、クラシック音楽の世界では本来コンサートの場こそが演奏家がキャリアを積んできた場所である。そしてはっきり言えるのは、クレンペラーのライブはスタジオ録音のものとは一味違う、ということである。ひとつひとつの曲をとればより洗練されて完璧に近い演奏は今やいくらでも見つかるが、このボックスセットはクレンペラーのホールでの生演奏がどういうものであったかその片鱗を知る上でなかなか貴重な録音になっており興味深かった。

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  • ★★★★☆ 

    せごびあ  |  愛知県  |  不明  |  2019年12月11日

    ジークフリート牧歌が大変良いです。しかしこの盤は軽く聞けるようなものではありません。★5の方がほとんどですが、きっと相当コアなクラシックファンばかりなのでしょう(このページで手を止めていること自体そうでしょうね)。ですからたまたまこのページに立ち寄った初心者の方は★が多いからといって要注意です。

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  • ★★★★☆ 

    為朝  |  沖縄県  |  不明  |  2006年05月29日

    想像していたよりも音質がよくなかった。マーラーやブルックナーは以前から出ていた他社の輸入盤で聴いた方がいい。

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  • ★★★★☆ 

    フロイド  |  神奈川県  |  不明  |  2005年08月22日

    そもそも歴史上の人物といってよいクレンペラー、ついこの間まで生きていた「20世紀の名指揮者」カラヤン、そして現役で活躍中の小澤征爾という全く異なる座標軸に位置する三人を並べてしかもカラヤンと小澤を一方的に「権威がある」と断定する人の歴史観や価値観はどうなっているのでしょうか。 「歴史的事実」であるこのライヴと「最近あった音楽的イヴェント」がもたらす感動を比較することなど不可能なはずですし。 いずれにしてもこのセットは貴重な記録であり、しかもほとんどが名演です。特にベートーヴェンとシュトラウスには敬服します。

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  • ★★★★☆ 

    クレちゃん  |  日本国  |  不明  |  2005年08月19日

    待ちに待った伝説ライブのボックスセット。良くても悪くても”クレンペラー節”全開炸裂。名演だろうが無かろうがそんなことはどうでもいい。ただただクレンペラーであったらそれだけで充分。聴くだけで嬉しくなる。流石テスタメントレーぺル。 失われた”Schoen”は聴いた後、皆さんが人知れず心の中で呟けば良いのでは?

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  • ★★★★☆ 

    redwall  |  高松市  |  不明  |  2005年08月17日

    ベートーヴェンの5番と「未完成」は以前DGから出ていました。室内楽的、といってもいいほど清澄な、しかし重みにも欠けていない素晴らしい演奏でした。DG盤ほどの清澄さは感じないけど、今よりずっと味の濃かったウィーン・フィルを明瞭に響かせ、しかもやっぱり重みにも欠けていない、素晴らしい演奏だと思います。「未完成」の終わり、拍手が沸きあがる寸前にクレンペラーが”Schoen(素晴らしい)!”と呟いている声がDG盤にはあったのですが、なんでカットしたんだろう?残しときゃ良かったのに。それにしても「クレンペラーの知名度が低い」とは!今やそんな時代なのか・・・

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  • ★★★★☆ 

    Passion  |  柿生  |  不明  |  2005年08月16日

    フルトヴェングラーは時折デモーニッシュな演奏を演出するのに成功したがクレンペラーは自身がデモーンそのものだ。指揮者と謂う名の強姦者。名曲、名門オーケストラを容赦無く食い潰す。 聴く者に善悪の彼岸での純粋体験と判断を逼る。いや、生理に噛み付く。 有無を言わせぬ説得力。 クレンペラー、面目躍如。 貴重な人類遺産の一つ。

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