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ラフマニノフ、セルゲイ(1873-1943)

CD 交響曲第2番 ロジェストヴェンスキー&ロンドン交響楽団

交響曲第2番 ロジェストヴェンスキー&ロンドン交響楽団

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  • ★★★★★ 

    ユローヂィヴィ  |  大阪府  |  不明  |  2021年03月17日

    ロジェストヴェンスキイは80年代後半にロンドン交響楽団とチャイコフスキイの交響曲第4〜6番と管弦楽作品。そしてラフマニノフの交響曲第2番を録音している。 その一連の録音の中でも特にこのラフマニノフの交響曲第2番は特筆すべき名盤だ。 全体的にゆったりしたテンポを崩さず細部まで丁寧に演奏されている。 ロマンチックな演奏だが、それでいてクールな部分も兼ね備えている。 ロジェストヴェンスキイとロシアのオーケストラによるラフマニノフの交響曲全曲の録音がメロディアにありそうなものだが見当たらない。 その意味でもこのセッション録音は貴重なものだ。 (90年代前半のライブ録音で交響曲第1番・第3番はある。) ちなみに、NIMBUS RECORDSにはロジェストヴェンスキイとロンドン交響楽団によるストラヴィンスキイの『春の祭典』、組曲『火の鳥 1910年版』、『ぺトルーシュカ 1911年版』、『3楽章の交響曲』の録音がある。 ロジェストヴェンスキイはイギリスではBBC交響楽団との結び付きが強いが、これらの録音からロンドン交響楽団との相性も良いことがわかる。 これらに続いてロシア・ソヴィエトの作曲家の作品を数多く録音して欲しかった。

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  • ★★★★★ 

    DG  |  埼玉県  |  不明  |  2016年07月31日

    この曲を初めて聴いたのは当時から日本に客演していたレナード・スラットキンとNHK交響楽団の定期演奏会。当時まだ3楽章の美しさと4楽章の快活でリズミックな演奏に魅かれたものです。その後、リッカルド・シャイーがベルリン放送交響楽団を振ったライブ演奏?とNHK FM放送でエアーチェックし、スラットキン解釈とはまた全然異なる3楽章と特に4楽章のサルタレロのリズム感(ウィーン人独特のワルツの呼吸に類するもの)に圧倒され、シャイー信奉者になりかけました(笑)。が、シャイーはこの曲をレコードに残してくれていないようで、その後のCD時代に私もこの曲の最強盤を探していろいろ漁りました。そして以外に早くたどり着いた究極盤が、このロジェストヴェンスキー&LSO盤です(当時学生でしたが、秋葉原の石丸電気で輸入盤を安価に買えたのです)。その後、今までにプレヴィン、マゼル、デュトア、マリナー、アシュケナージ、スヴェトラーノフなどなど、ほかの演奏家の方々の演奏を聴いてきましたが、これほどまで一音一音に拘った、情感の塊のようなロマンチックな世界を味わうことは出来ません。最近ではキタエンコとケルンゲルツェニッヒの盤も非常に音が美しく注目どころではありますが、やはりこのロジェストヴェンスキー&LSO盤のロマンチシズムは遥かに凌駕しています。ではどこにこの盤の魅力があるのか・・・それは、全体的にゆったりしたテンポを取り、それにより特に緩徐部分の歌が情感たっぷり歌われていることに尽きると思います。もちろん3楽章も感動的だと思いますが、1楽章はほかの演奏家の演奏の追随を許しません。最高です。快活な演奏に慣れていると一瞬もたついて何?となるかもしれませんが、一度これを味わってしまうと、ほかの盤は物足りなくて聴けなくなると思いますよ!? それほど麻薬性の(笑)一品です。 今後は、シャイー&BRSOのライブ盤CDをなんとか入手して、このロジェストヴェンスキー盤とセットで、それぞれの特徴を楽しんでいきたいと思っています。

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  • ★★★★★ 

    hikarudache  |  埼玉県  |  不明  |  2012年09月16日

    この曲は好きでCD10枚程持っていますが、文句なしにこのアルバムがダントツの一位です。第3楽章の美しさ、第4楽章フィナーレの最後の最後の尋常ではない気の溜め方......。こんなに安くてこんなに感動できるCDとは、滅多に出会えません。絶対にオススメです。

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  • ★★★★★ 

    silver  |  東京都  |  不明  |  2010年10月20日

    20種類以上のディスクを所持していますが、これはダントツの1位!とにかく美しい演奏です。第3楽章、夢みますよ!オケ、LSOでよかったと思います。 USSR系だと金管がうるさ過ぎるんで。一生の宝物です!!

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  • ★★★★☆ 

    Sagittarius  |  神奈川県  |  不明  |  2009年09月26日

    ラフマニノフの交響曲2番は最初に聞いた演奏(LP)が低俗な内容だったため、暫く聞く事は無かった。しかし、70年代にNHKのFM放送で聞いたヤン・クレンツ指揮ケルン放送交響楽団の演奏が白熱の演奏で、曲自体を見直す機会になった。残念ながらこの録音は未だCD等市販メディアになっていない。その後、時を経てロジェストヴェンスキーとロンドン交響楽団の共演によるこのCDと遭遇する事になったのだが、その熱く燃えるロシアの歌には久々に感動を覚える。これはスタジオ録音なのだが、実演を髣髴させる緊張感があり、成功した実演の雰囲気を捉えている。ロジェストヴェンスキーと言うと若き日のレニングラード・フィルとの天才的な演奏から、モスクワ時代の概して優等生的で乾いた演奏まであり、評価が分かれるが、ここでは彼の前者の側面を成熟した形で聞くことが出来る。ロンドン交響楽団もこうしたロジェストヴェンスキーの指揮の下、スラブ魂が篭った力強く深い音を出している。

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  • ★★★★☆ 

    どらん  |  埼玉県  |  不明  |  2009年07月21日

    雄大なパートと繊細で牧歌的なパートと、クラシックに無知な人でも充分聞き込める作品です。演奏の出来不出来は良く分かりませんが、ポップソングにそのままパクられていたり、それなり楽しめました。

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  • ★★★☆☆ 

    shinsaqu  |  山口県  |  不明  |  2009年01月24日

    ほぼ同じ時期に録音された同コンビによるチャイコの後期交響曲集でも感じたことですが、ロジェヴェンの棒とLSOがうまく噛み合わないようで、どこか締まりの無い印象を受けます。LSOらしくない荒れた鳴りや合奏の乱れは収録現場の問題だけでは説明できないような気がして、なんとも煮え切らない不満足感が残ります。

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  • ★★★★☆ 

    眉川太郎  |  巣鴨  |  不明  |  2007年06月26日

    教会での収録のようです。残響が豊かで、とても美しい演奏。ただ残響の長さが奏者側には災いしているようで、細かい音符が重なる箇所はアインザッツが崩壊しかけている箇所もあり(特に第4楽章)それだけが残念でなりません。それ以外はメリハリもあり、楽器間のバランスも良く、ティンパニの強打も効いて素晴らしい演奏です。カットなし完全版で演奏時間は66分ほど。

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  • ★★★★★ 

    フロイド  |  神奈川県  |  不明  |  2005年08月18日

    これは指揮者ロジェストヴェンスキーの代表盤といえる破格の名演奏です。ゆったりとしたテンポで雄大な展開を見せており、作品の美しさを余すところなく描いています。第三楽章のクラリネットソロはネヴィル・マリナーの息子アンドルーです。

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