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モーツァルト(1756-1791)

CD ホルン協奏曲全集 ペーター・ダム、ヘルベルト・ブロムシュテット&シュターツカペレ・ドレスデン

ホルン協奏曲全集 ペーター・ダム、ヘルベルト・ブロムシュテット&シュターツカペレ・ドレスデン

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2012年09月09日

    モーツァルトのホルン協奏曲は、不世出の名ホルン奏者と称されたデニス・ブレインをはじめとして、これまで海千山千の名ホルン奏者によって数多くの名演が成し遂げられてきた。そうした名うての錚々たるホルン奏者による名演奏の中でも、テクニックもさることながら、その音色の独特の魅力においては、本盤におさめられたペーター・ダムによる演奏は、最右翼に掲げられる名演奏と言えるのではないだろうか。シュターツカペレ・ドレスデンは、現在でも伝統ある独特の音色において一目置かれる存在であるが、とりわけ東西ドイツが統一される前の1980年代頃までは、いぶし銀の重心の低い独特の潤いのある音色がさらに際立っていたと言える。そうした、名奏者で構成されていたシュターツカペレ・ドレスデンの中でも、首席ホルン奏者であったペーター・ダムは、かかるシュターツカペレ・ドレスデンの魅力ある独特の音色を醸し出す代表的な存在であったとも言えるだろう。ペーター・ダムのホルンの音色は、同時代に活躍したジャーマンホルンを体現するベルリン・フィルの首席ホルン奏者であったゲルト・ザイフェルトによる、ドイツ風の重厚さを持ちつつも現代的なシャープさをも兼ね備えたホルンの音色とは違った、独特の潤いと温もりを有していたとも言えるところだ。モーツァルトのホルン協奏曲は、卓越したテクニックが必要であることはもちろんであるが、それ以上に愉悦性に富む楽想をいかに内容豊かに演奏していけるのかが鍵になるが、ペーター・ダムの場合は、持ち前のホルンの独特の魅力的な音色だけで演奏全体が実に内容豊かなものになっていると言っても過言ではあるまい。ブロムシュテット&シュターツカペレ・ドレスデンも、ペーター・ダムのホルン演奏の引き立て役に徹するとともに、モーツァルトの音楽に相応しい高貴にして優美な名演奏を展開していると評価したい。いずれにしても、本演奏は、ペーター・ダムの全盛時代のホルン演奏の魅力を満喫することが可能であるとともに、モーツァルトのホルン協奏曲のこれまでの様々な演奏の中でも、ホルンの音色の潤いに満ち溢れた独特の美しさにおいては最右翼に掲げてもいい名演と高く評価したいと考える。併録のロンドヘ長調も、ペーター・ダムのホルン演奏の素晴らしさを味わうことが可能な素晴らしい名演だ。なお、ペーター・ダムの魅力的なホルンの音色は、同時期のシュターツカペレ・ドレスデンの演奏、例えば、特にホルンが大活躍するブロムシュテット指揮によるブルックナーの交響曲第4番において聴くことが可能であるということを付記しておきたい。音質は、本リマスタリング盤もなかなかの良好な音質であると言えるが、かつて発売されていたハイブリッドSACD盤が鮮明な素晴らしい高音質であった。ペーター・ダムの息遣いまでが聴こえる鮮明さは殆ど驚異的であり、SACDの潜在能力をあらためて認識させるのに十分なものであったとも言えるところだ。もっとも、現在では、当該ハイブリッドSACD盤は入手困難であるが、ペーター・ダムによる稀代の名演をできるだけ良好な音質で味わいたいという方には、多少高額であっても、中古CD店などでハイブリッドSACD盤を購入されることを是非ともおすすめしておきたいと考える。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2012年09月09日

    モーツァルトのホルン協奏曲は、不世出の名ホルン奏者と称されたデニス・ブレインをはじめとして、これまで海千山千の名ホルン奏者によって数多くの名演が成し遂げられてきた。そうした名うての錚々たるホルン奏者による名演奏の中でも、テクニックもさることながら、その音色の独特の魅力においては、本盤におさめられたペーター・ダムによる演奏は、最右翼に掲げられる名演奏と言えるのではないだろうか。シュターツカペレ・ドレスデンは、現在でも伝統ある独特の音色において一目置かれる存在であるが、とりわけ東西ドイツが統一される前の1980年代頃までは、いぶし銀の重心の低い独特の潤いのある音色がさらに際立っていたと言える。そうした、名奏者で構成されていたシュターツカペレ・ドレスデンの中でも、首席ホルン奏者であったペーター・ダムは、かかるシュターツカペレ・ドレスデンの魅力ある独特の音色を醸し出す代表的な存在であったとも言えるだろう。ペーター・ダムのホルンの音色は、同時代に活躍したジャーマンホルンを体現するベルリン・フィルの首席ホルン奏者であったゲルト・ザイフェルトによる、ドイツ風の重厚さを持ちつつも現代的なシャープさをも兼ね備えたホルンの音色とは違った、独特の潤いと温もりを有していたとも言えるところだ。モーツァルトのホルン協奏曲は、卓越したテクニックが必要であることはもちろんであるが、それ以上に愉悦性に富む楽想をいかに内容豊かに演奏していけるのかが鍵になるが、ペーター・ダムの場合は、持ち前のホルンの独特の魅力的な音色だけで演奏全体が実に内容豊かなものになっていると言っても過言ではあるまい。ブロムシュテット&シュターツカペレ・ドレスデンも、ペーター・ダムのホルン演奏の引き立て役に徹するとともに、モーツァルトの音楽に相応しい高貴にして優美な名演奏を展開していると評価したい。いずれにしても、本演奏は、ペーター・ダムの全盛時代のホルン演奏の魅力を満喫することが可能であるとともに、モーツァルトのホルン協奏曲のこれまでの様々な演奏の中でも、ホルンの音色の潤いに満ち溢れた独特の美しさにおいては最右翼に掲げてもいい名演と高く評価したいと考える。併録のロンドヘ長調も、ペーター・ダムのホルン演奏の素晴らしさを味わうことが可能な素晴らしい名演だ。なお、ペーター・ダムの魅力的なホルンの音色は、同時期のシュターツカペレ・ドレスデンの演奏、例えば、特にホルンが大活躍するブロムシュテット指揮によるブルックナーの交響曲第4番において聴くことが可能であるということを付記しておきたい。音質は、本リマスタリング盤もなかなかの良好な音質であると言えるが、かつて発売されていたハイブリッドSACD盤が鮮明な素晴らしい高音質であった。ペーター・ダムの息遣いまでが聴こえる鮮明さは殆ど驚異的であり、SACDの潜在能力をあらためて認識させるのに十分なものであったとも言えるところだ。もっとも、現在では、当該ハイブリッドSACD盤は入手困難であるが、ペーター・ダムによる稀代の名演をできるだけ良好な音質で味わいたいという方には、多少高額であっても、中古CD店などでハイブリッドSACD盤を購入されることを是非ともおすすめしておきたいと考える。

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  • ★★★★★ 

    淳メーカー  |  愛知県  |  不明  |  2012年01月22日

    ブレインも勿論良いと思いますが、総合的に見てモーツァルトのホルン協奏曲のベストはこのペーター・ダム盤だと思います。この音色、一度聴いたら忘れられないし、一度ハマったら抜けられませんね。ブロムシュテットのバックも良し、録音は最新録音と遜色ありません。

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  • ★★★★★ 

    レインボー  |  不明  |  不明  |  2011年10月27日

    ドイツを代表する名ホルン奏者の、ペーター・ダムのモーツァルト協奏曲集。 数多いモーツァルト協奏曲集の録音でも名盤の1つとして知られており、またダムの代表盤の1つとしても有名な音源です。 ブロムシュテットとシュターツカペレ・ドレスデンをバックに、ダムは朗々と伸びやかに吹いており、暖かみのある音色もあって曲とも良くあっています。 古い録音ですが、音質は良く、現在でも十分通用します。

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  • ★★★★★ 

    Toyorinn  |  東京  |  不明  |  2007年05月09日

    国内盤の極悪CCCDではなく、輸入盤のCDを聴いた。 一言で言えば、このディスクで聴かれるダムは、ブレインの同曲録音を凌ぐ。

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  • ★☆☆☆☆ 

    ダムのファンなのに  |  東京  |  不明  |  2007年03月04日

    そうなんですよね。CCCDは、普通の再生装置だと壊れてしまうことがあるので買えません・・・。ほんとうに残念ですね。

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  • ★★☆☆☆ 

    Peter  |  日本  |  不明  |  2007年01月26日

    SACDとCCCDのハイブリッドでなければ買うのですが、CCCDだけは容認できないので、評価のしようがありません。恐らく、名盤・名演奏に違いないと思うのですが...

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