トップ > 音楽CD・DVD > クラシック > ベートーヴェン(1770-1827) > 交響曲全集 ズービン・メータ&フィレンツェ五月祭管弦楽団(5CD)

ベートーヴェン(1770-1827)

CD 交響曲全集 ズービン・メータ&フィレンツェ五月祭管弦楽団(5CD)

交響曲全集 ズービン・メータ&フィレンツェ五月祭管弦楽団(5CD)

商品ユーザレビュー

  • ★★★★★ 
    (1 件)
  • ★★★★☆ 
    (0 件)
  • ★★★☆☆ 
    (0 件)
  • ★★☆☆☆ 
    (0 件)
  • ★☆☆☆☆ 
    (0 件)

レビューを書いてみませんか?

レビューを書く

検索結果:1件中1件から1件まで表示

  • ★★★★★ 

    林檎太郎  |  長野県  |  不明  |  2023年11月20日

    なによりズービン・メータ指揮のベートーヴェン交響曲全集がリリースさされたという快挙を喜びたいし、感謝したい。あのメータが、指揮台で座って指揮をするという、無常観ただよう、ほろ悲しさを感じつつも、スピーカーから聞こえてきた演奏は、まごうことないズービン・メータの音楽であった。ロスフィルとの7番も、ニューヨークでの3番、5番、9番も、重心の低い落ち着いたテンポを取りながら、拍節感の強い、明晰な響きの中に、楽観的とも言える暖かさを感じさせる演奏であったが、その個性は変わらず、暖かく親しみやすい演奏となっている。若い頃の前のめりのマッチョな感じは後退し、テンポはさらに落ち着き、リズムは強く刻みながらもおおらかなベートーヴェンを聞くことができる。これまで聞くことができなかった4番など、一楽章の序章と主部のテンポの取り方など、驚かされる部分もあるが、恐らく理由のあることなのだろう。もっと早く全集を入れて欲しかったという思いもないわけではないが、私はとても好ましく聞いたし、感銘も覚えた。それにしても、今、メータはイスラエルをどう見ているのだろうか。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

検索結果:1件中1件から1件まで表示