『死者の家から』全曲 シェロー演出、ピエール・ブーレーズ&マーラー・チェンバー・オーケストラ、オラフ・ベーア、他(2007 ステレオ)(日本語字幕付)
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ユローヂィヴィ | 大阪府 | 不明 | 2012年03月22日
作品、演奏、演出、映像、いずれも素晴らしい。申し分ない。 数あるオペラ映像の中でも最高のものの中に数えられるのではないだろうか?0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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烏 | 広島県 | 不明 | 2009年09月16日
従来のオペラ観からは大きくはみ出る作品だ。テーマも、オペラとしての作曲技法の上からも。劇の全編を一貫して支配しているのは暴力であり、どうすることもできない逼塞感である。シェローの演出はこうした情念を見事に可視空間として提示した。出演者一同の演技力のレベルは驚くほど高い。ブーレーズの音楽は淡々と進行するかのようでいて常に緊張感を失わず、圧倒的な力を感じさせる。MCOもまた若々しい力演だ。音質、映像の美しさともに文句なし。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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おっかけだいすき | 埼玉 | 不明 | 2009年04月02日
私のオペラの楽しみの中で、合唱や、ハミングのうねりや音のハーモニーが大きな位置をしめています。エインズリー目当てで購入しましたが、ツェドニクや マルギータの声だって大好きなのに、綺麗な声の男性がこれほど揃っているのに、何故か切れ切れです。リアリティのための演出に、裸をみせればいい、パンツ姿をみせればいい、暴力シーン、セックスを連想させればいいでは、オペラの演出として想像力が貧困なのではとおもってしまいます。もっと、歌手の声の表情とメロディの流れを大切にする演出を期待したいです。5人の方が、このレビューに「共感」しています。
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un portrait de PB | 東京都 | 不明 | 2008年12月29日
「会話オペラ」的な扱いと立体的な色彩・リズムを両立させたブーレーズの指揮が出色.それでいて、若いMCOから多様な感情の奔流を引き出した彼の底力には驚嘆する他ない.シェローは構成感のある舞台をつくる人だったが、行き詰まったのちそれがアンフォルメルに崩れてしまったような凄みがある.エインズリー始めとする芸達者を得て、元々歪な台本に暴力性と闘争劇的性格を加味した演出は、’80年代コルテス劇に傾注した彼ならでは.Metgeの映像の繊細な色彩感共々、エクスで接した生の圧倒的興奮を彷彿とさせた.今年一番のプレゼントだった.2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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