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ワーグナー(1813-1883)

CD 『ワルキューレ』第1幕 ハンス・クナッパーツブッシュ&ウィーン・フィル、キルステン・フラグスタート、セット・スヴァンホルム、他(1957 ステレオ)(平林直哉復刻)

『ワルキューレ』第1幕 ハンス・クナッパーツブッシュ&ウィーン・フィル、キルステン・フラグスタート、セット・スヴァンホルム、他(1957 ステレオ)(平林直哉復刻)

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    meji  |  神奈川県  |  不明  |  2023年05月04日

    「ワルキューレ第1幕」と「ジークフリートラインへの旅」について、キングレコードが発売した国内初期盤及び、2016年本家から発売されたシングルレイヤーSACDと比較した。まずは国内初期盤だが、これは国内LP用のセイフティーマスターからストレートにデジタル化したものと思われ、加工が少なく素朴なサウンドは悪くはないが、当時のデジタル機材の性能限界やテープの劣化によると思われるトランジェントの甘さや、高域の特性の低下が気になる。一方のSACDは、ヒスノイズをきれいに除去するとともに、丸くなった高域や緩んだ中低音域をイコライジングで引き締め、たっぷりと収録されていた演奏ノイズまで丁寧に取り去ることで、いかにも現代人好みなサウンドに生まれ変わっており、長年このアルバムを愛するファンとしては、オリジナルテープの持つ情報を最大限尊重しつつ、経年劣化を補うため最低限のマスタリングを施した第三の復刻を待ち望んでいたところであった。そしてこの期待に対して、今回の平林復刻盤(2023年)は見事に応えてくれた。バックグランドのサーというヒスノイズはもちろんのこと、各所で聞えるゾフィエンザールの床や椅子のきしみ音、さらには楽員が楽器を構えたり、楽譜をめくる際に発する音がそのまま残っているのは、過度なノイズリダクションを行っていない証拠だし、新鮮で一種の軽さを伴う解放感あふれるサウンドは、オープンリールデッキの再生音そのものだ。唯一不満を探し出すとすれば、「なぜSACDを併発しなかったのか」であるが、本CDの素晴らしいサウンドを前にすれば些細なことでしかないだろう。最後に平林さんに質問!「プロ用の機材」って何をどう変えたのですか?

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    ドンナー  |  神奈川県  |  不明  |  2017年04月23日

    グランドスラムによる2回目の復刻盤(GS-2163)を聴いて、本当に感動しました! デッカによる正規盤をはるかに上回る音質です。とても60年も前の録音とは思えません。使用したテープはオリジナル・マスターテープに限りなく近いものと推察されます。平林氏による宣伝文句に偽りはありません。大名演を成し遂げたクナッパーツブッシュ、フラグスタート、スヴァンホルム、ミル、ウイーン・フィルに拍手喝采を送りたいと思います。なお、ライナーノートは、前回の復刻盤(GS-2033)の転載で、オットー・シュトラッサーによるクナについての長めのエッセイで、読み応えがあり貴重です。

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