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ショスタコーヴィチ(1906-1975)

SACD 交響曲第11番『1905年』 ビシュコフ&ケルン放送交響楽団

交響曲第11番『1905年』 ビシュコフ&ケルン放送交響楽団

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    うるさい中学生  |  山形県  |  不明  |  2010年09月05日

    ビシュコフのショスタコーヴィチは、力強い、鮮烈なサウンドを聴かせてくれます。11番「1905年」は私の大好きな曲です。ムラヴィンスキー/レニングラード・フィルとネーメ・ヤルヴィ/ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管が2大ベスト盤だと思っていましたが、これは上記の2つに匹敵する名演です。第2楽章は虐殺の部分ばかりが強調されがちですが、この盤は2楽章冒頭から激しい。弦楽器の音の堅さは充分です。虐殺の部分を強調するのではなく、そこへたどり着くまでが綿密に計算されています。虐殺の後の静寂に包まれた宮廷前広場に鳴り響くチェレスタの音を生かす指揮。また、第3楽章も素晴らしい。この楽章の美しさと激しさを見事に描ききっています。第4楽章へと少しずつ、確実に導いていきます。この楽章がこんなに感動的だと思ったのは初めてです。そして第4楽章。テンポ設定が絶妙。このオケは金管のダイナミクスが広く、ボリュームある演奏になっています。そして何よりラストが良かった。ビシュコフはやはり激しい曲をやらせたら一番の指揮者の一人だと思います。

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2009年08月13日

    ショスタコーヴィチの第11は、傑作が多い彼の交響曲の中では、決して上位に置かれる曲ではなく、一般の人気もさほど高くはない。それに合わせるかのように、同曲の名演も、これまでほとんど生まれていないように思われる。その中で、私は、このビシュコフ盤を今回はじめて聴いたが、大変な感動を味わった。というか、私としては、第11という曲の持つ魅力を堪能できたのははじめの経験である。第1楽章の王宮広場での静寂を経て、第2楽章の血の日曜日事件をこれほどまでに劇的に表現した例があったであろうか。第3楽章の追憶を経て、第4楽章が実際に警鐘に聴こえるのには恐れ入った。ビシュコフの圧倒的な統率力と演出巧者ぶりには大変驚かされたところであり、特に、SACDマルチチャンネルで聴くと、特に第2楽章など、あまりのド迫力にぶっ飛ばされそうになる。

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    カメトミー  |  茨城県 守谷市  |  不明  |  2006年07月09日

    ビショコフは、マーラーでは必ずしも成功していたとは言いがたかったが、ショスタコーヴィチは素晴らしい!。鮮烈なリズム感と熱いテンションのもと、洗練された演奏を繰り広げている。そこには、ロシア的な荒々しさは無く、あくまで純音楽的なセンスがきらめいている。とても魅力的である!。ヤンソンスのアプローチの仕方とやや似ているが、ピショコフにはどこかしら品格が感じられる。稀な演奏と思う。彼には是非、ショスタコの全集完成に取り組んでもらいたい。

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