『ランメルモールのルチア』全曲 トーマス・シッパーズ&ロンドン交響楽団、ビヴァリー・シルズ、カルロ・ベルゴンツィ、他(1970 ステレオ)(2CD)
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フォアグラ | 愛知県 | 不明 | 2023年12月03日
abcウェストミンスター原盤、10年程前にドイツ・グラモフォン・レーベルで出たこともある。シルズは日本で評価が低いが私は大好き。声が美しいし繊細な表現が素晴らしい。コロラトゥーラも問題なし。カラスが最高と言っていてはほかの表現者を受け付けなくなってしまう。ベルゴンツィ、カプッチッリ、ディアスとそろった男声陣も強力。そしてシッパーズの指揮がいいのだ。音楽はキレがあり、この悲劇を一気に聴かせる。「ルチア」の名演のひとつ。尚、狂乱の場ではオリジナルに従ってグラス・ハーモニカが使われている。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ととと | 神奈川県 | 不明 | 2011年09月11日
声に表情と力が不足。テクニックも表面的に走る。アメリカ的・・・・0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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シルズファン | 香川県 | 不明 | 2010年06月18日
はじめてシルズに出会った貴重な盤。とにかく聴いてびっくり。シルズの声とテクニックに唖然とさせられ、あっという間にシルズファンになってしまった。この後シルズのCDを探しまくることになる。でもシルズって日本では無名だし、評論家のウケは悪いし、手にはいりにくい。どうしても聴きたい「清教徒」は現在も入手困難だし。 「ルチア」といえばマリア・カラスが定盤。私も3種持っている。でもカラスの声って、どうしても好きになれない。もちろん圧倒的な存在感と表現力は認めざるを得ないけど、何よりもカンタービレの美しさに欠ける。サザーランドに期待したけど、これがまったくダメ!カラス以上に好きになれないことが判明した。発声法の問題だろうか?サザーランドって、とにかく声はきれいという評判だったのに、がっかり。グルヴェローヴァもアリア集を聴いた限りではイマイチ。結局「ルチア」はこんなものかと思い始めていた。 そこへ突如現れたのが、このシルズ。イメージにぴったりの声だし、何よりコロラトゥーラが美しい。今までやたらに多い装飾音に閉口していた私だが、シルズのそれには何の抵抗なく、聴き惚れてしまった。ああこれが「ルチア」だったのかと、はじめてその魅力にふれた思いだった。共演者も優れているし、指揮もよい。名盤でっせ!3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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chaconne | 大阪府 | 不明 | 2007年05月09日
Schippersの指揮が、叙情性と劇性の両面を巧みに紡ぎ出し、Luciaと言う作品の本質を抉り出す。第2部1幕のコンチェルタートは、この録音の白眉。タイトルロールのSillsは華麗な装飾で歌を彩りつつも、悲劇的色彩を裏切らない。役造りも的確で正に名唱。EdgardoのBergonziは高音に幾分きつさを感じさせるが、奥深い歌で聴かせる。EnricoのCappuccilliも様式感と性格表現のバランスの取れた歌で満足の行く出来栄え。RaimondoのDiazの知的な歌も印象に残る。脇役の歌手陣も高水準の仕事をしている。現行版であるけれども完全全曲なのも、嬉しい。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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