チャイコフスキー:交響曲第4番、グラズノフ:サクソフォン協奏曲、ボロディン:中央アジアの草原にて 坂入健司郎&名古屋フィル、堀江裕介
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フォアグラ | 愛知県 | 不明 | 2022年07月28日
チャイコフスキーの4番は彼のシンフォニー中最も実験的で挑戦的な作品であり、わたしはそこが気に入っていて新譜が出るとつい買ってしまう。それだけ難曲でもあるのだが、坂入もそれを意識したのか第1楽章は慎重すぎ、熱くもなければクールでもないという半端な表現になってしまっている。名フィルは技術的に東京のオケと遜色ないところまできているのだからオケを信頼してもっと踏み込んでほしかった。それでも展開部から演奏は熱をおび始め終楽章は白熱して終わる。惜しいなあ、この曲のキモは第1楽章なんだよ。併録曲はいずれも好演。「中央アジアの草原にて」をいい曲だと思ったことは一度もないが、坂入の極めて繊細な叙情性に満ちた演奏を聴くと、これなら悪くないと思わせられた。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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