『ドン・カルロ』全曲 ヴィスコンティ原演出、ハイティンク&コヴェントガーデン王立歌劇場、リマ、コトルバス、ザンカナーロ、他(1985 ステレオ)(日本語字幕付)
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マラ3マニア | 東京西麻布 | 不明 | 2008年11月04日
リマはたしかに弱弱しいカルロだが、カルロそのものが弱弱しいキャラなので私はかえってこちらのカルロが好きだ。パバロッティの恰幅の良い髭ズラカルロを観ると(これはカルロではない!)と言いたくなる。それにしてもこの舞台5幕版でハイティンクの指揮も素晴らしく申し分ないが、204分という長時間をむりやり1枚に収めてるため、画質は最悪、音質も良くない。ヴィスコンティの美しかっただろう舞台も映像に表れていない。多少高くても2枚組で発売して欲しかった。よって演奏は最高だが商品としては最高を付けられない。残念!1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ito | 横浜 | 不明 | 2008年08月02日
ヴィスコンティの原演出だというが、取り立てて言うほど優れた舞台とは思えない。リマという歌手は初めて聴いたが、やや線が細い。この曲は3大テノールの映像が残されているせいか、それと比べてしまうからか。演技もいかにも弱弱しいカルロで、いくら何でも、もう少しキリッとしたところもあってよいのでは?。歌では、ザンカナロが立派で、コトルバシュも良い。ロイドは視覚的には最高のフィリッポだが。バリオーニもあまり巧いとは言えない。「ドン・カルロ」の映像は多いだけに、それに埋もれてしまう感じだ。全体的には水準点どまり。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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tristan_klingsor | 京都 | 不明 | 2006年09月06日
(つづきです。) やかさに欠ける。「呪われし美貌」では、「ヴェールの歌」のような音程の不安定さは気にならなかった。バルツァが歌ってくれれば、文句なしだったろう・・・。ハイティンクが指揮するコヴェントガーデンのオケ&コーラスはスカラ座のようには行かないものの及第点。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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tristan_klingsor | 京都 | 不明 | 2006年09月05日
ムーティ/スカラ座、カラヤン/BPO、パッパーノ/パリ・シャトレ座のDVDも観たが、これが総合的に一番気に入っている。唐突な印象を受ける4幕版でなく、「フォンテンヌブローの森」から始まる5幕版だというところもポイントが高い。演出はオーソドックスだし舞台装置も豪華なので、この作品を初めて観る人にもお勧め出来る。歌手ではザンカナーロとコトルバシュが歌、演技共に素晴らしい。リマはナヨナヨしたキャラが役柄と見事にマッチしている。バリオーニは決して悪くはないのだが、「ヴェールの歌」ではコロラトゥーラがぎこちないし、やや華0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ほそかわ | 埼玉県 | 不明 | 2006年05月09日
ヴィスコンティによる原演出と美術に基づくというが、確かに素晴らしい。ヨーロッパの貴族文化の華麗さ、重厚さが舞台いっぱいに表現されている。コトルバスは、愛と倫理に引き裂かれたエリザベッタを気高く、切なく演じている。ロイド・ザンカナーロは、役になりきっていて説得力がある。バリオーニもいい。しかし、主役のリマが、めそめそした感じで、愛と運命に苦しむカルロを演じきれていない。相当難しい役なのだろうが、残念。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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