序曲集 第5集 ダリオ・サルヴィ&ヤナーチェク・フィル
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レインボー | 不明 | 不明 | 2022年08月08日
ナクソスは近年、フランスの作曲家、フランソワ・オーベールの作品の紹介を初め、知られざる作品を紹介してきました。 このCDは5枚目にあたるもので、1840年初演の『ザネッタ』と1851年初演の『ツェルリーネ』を収録しています。 序曲集というタイトルながら、両作ともどちらかといえば間奏曲や、バレエ音楽の比率が高いです。 また、プロムナード・コンサート形式を初めて生み出したフランスの舞踏作曲家、フィリップ・ミュザールが書いた『オーベールの歌劇ザネッタによるカドリーユ第2番』も収録されており、実はこの曲が1番の聴きどころではないかと思われます。 演奏は、ダリオ・サルヴィ指揮、ヤナーチェク・フィルハーモニー管弦楽団です。 オケがヤナーチェク・フィルに変わっていますが、演奏の良さは変わっておりません。 繊細で豊かな音色と多彩な表現力を持った実力のある団体で、ザネッタの序曲以外は世界初録音との事ですが、十分すぎる演奏内容です。 録音も良好です。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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