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ショスタコーヴィチ(1906-1975)

SACD 交響曲第4番 ビシュコフ&ケルン放送交響楽団

交響曲第4番 ビシュコフ&ケルン放送交響楽団

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    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2013年06月10日

    この曲、大変な難物ですが、CDには名盤が続々と出つつあります。で、このディスクも結構な出来栄えであります。敢えて言えば「剛」の魅力ですが、実に精緻なオーケストラ表現が何とも鮮やかであります。このコンビ、「レニングラード」では曲想の率直な表出がうまくいかずに中途半端でしたが、こういう晦渋な曲想の場合にはむしろその能力全開で、ややクールな質感も実にぴったりかと思いました。録音も優秀。いいんぢゃないでしょうか。

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2009年08月01日

    第4には、ゲルギエフ、ラトル、ミュンフンの3大名演があり、いずれも同曲の複雑怪奇な特徴を活かした劇的な演奏であった。それに比して、ビシュコフは冒頭から実に整然とした演奏を聴かせる。いささか物足りないと思うほどだ。しかし、楽曲が進むにつれ、ビシュコフの演出巧者ぶりにすっかり惹き込まれてしまった。これは、正にビシュコフによって計算され尽くした名演なのだ。それゆえに、複雑怪奇な第4が、厳しい造型のもと、古典的な大交響曲のように整然と聴こえる。これは第4の演奏史上でも稀有のもので、ビシュコフの類いまれなる才能の証左だと思う。特に感動したのは、第3楽章のラスト。全オーケストラによる大強奏が終わった後の静寂さ、清澄さは、ゲルギエフらの3大名演をも凌ぐ同曲の最高の聴かせどころであると言えよう。SACDマルチチャンネルによる高音質も素晴らしい。

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    村井 翔  |  名古屋  |  不明  |  2007年01月12日

    この曲のディスクではラトルがぶっちぎり、チョン、ゲルギエフ、ヤンソンスがやや遅れて追走というのが私なりの序列だが、これもトップクラス入りの資格十分の快演。同じオケを振ったバルシャイと比べても格段にスケールが大きく、大きな構えのなかに鳥肌の立つような緊張がいっぱいに詰まっている。強いて弱点を探せば、コワモテ一点張りで柔らかい表情に乏しいこと、音色的にやや単調なことだが、遅いテンポで怒りのこぶしを突き上げるような終楽章最後のクライマックスの壮大さでは、これを凌ぐものはない。SACDになってから録音も俄然良くなった

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    小野坂昌也  |  レマン湖  |  不明  |  2006年10月27日

    9月16日のライヴがCD-Rで出ていますが、今まで聴いた同曲盤の中で最も説得力のある演奏でした。本盤は、ライヴの経験を活かしてのスタジオ録音ということで、演奏に更なる完成度の期待が出来る名盤となりましょう。

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