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ショスタコーヴィチ(1906-1975)

SACD 交響曲全集 マーク・ウィッグルスワース&オランダ放送フィル、BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団(10SACD)

交響曲全集 マーク・ウィッグルスワース&オランダ放送フィル、BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団(10SACD)

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    Human@TheEarth  |  静岡県  |  不明  |  2022年09月24日

    ダイナミック・レンジが、極めて広い録音。DSD故にここまで可能になったのでしょう。タコ様本人が、fffとpppの両極端な指示した(当時の状況を考えると、その心境がわかります)というから、本来はこれくらいのレンジが必要なのではないか? というわけで、周りへの迷惑を考える場所では、十分に聴けないのが残念です。録音は、よいです。

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  • ★★★★★ 

    海尾水  |  神奈川県  |  不明  |  2021年07月08日

    演奏は良くツボを押さえており、トッティでの弾け方が良い。細部も良く再現されている。欠点はダイナミックレンジが大きすぎ、弱音が小さすぎること。

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  • ★★★★★ 

    John Cleese  |  静岡県  |  不明  |  2021年06月05日

    今から15年くらい前に、順次バラで発売されていたものが今回ようやく全集としてリリースの、ウィッグルスワース先生によるハイレヴェルなショスタコーヴィチ交響曲全集です。 BISレーベルの常套手段、全集セットにまとめるにあたって以前に発売されたCDもすべてSACD化してリリースというわけで、ファンとしては買い替えざるを得ない。すでに鈴木雅明先生とバッハ・コレギウム・ジャパンの教会カンタータ集・世俗カンタータ集そしてマタイ・ヨハネ受難曲その他で、何度もこの手の背負い投げを食わされている経験があるにもかかわらず、またしても!同じ手に乗せられてしまいました。 第4番と第13番「バビ・ヤール」にまず感心して、かなり以前に本欄にもレヴュー書いております。(2009年10月、じつに干支ひとまわり前ですね)西洋音楽とは面白いもので、縦の線がきちんと揃った丁寧で緻密かつ端正な音楽作りをすればするほど、かえって曲に秘められた激情が顕わになり迫力がある演奏が生まれる場合があります。この指揮者はとても冷静で、客観的な音楽作りの職人に徹していますが、結果として生まれた迫真の演奏は、素晴らしいとしか言いようがありません。おそめのテンポでじっくり構えた名作・第8番などその典型です。最初に感心した「バビ・ヤール」に関して言えば、この曲の西側初演・初録音のオーマンディ先生も、また非常に真摯・誠実・謙虚な姿勢で演奏に臨んでいるショルティ先生も、揺るぎのない端正な音楽作りがかえってこの傑作の異様なまでの迫力を伝えています。このウィッグルスワース先生も同様で、アバド先生がマーラーの第6番に爆演は必要ない、とか言っていたそうですが、この曲にも「爆演」は不要。余計な誇張はしなくとも十分恐ろしい音楽になります。コンドラシン大先生の62年の初演ライヴから、ほとんどのこの曲のCDは聴いてきましたが、同先生のバイエルン・ライヴなどと並ぶ、これは必聴の名演。 第4番もウィッグルスワース先生は、冷静でかつ客観的な音楽作りの職人に徹していますが、端正な音楽作りがかえってこの異形の大傑作の迫力を伝えています。即興的な味が生きていて方向性こそ異なるものの現時点でベストと考えているネルソンス先生盤と並んで、お薦めできる名盤です。有名なコンドラシン大先生によるモスクワ盤やドレスデン盤もいまだに愛聴盤ですが。さてこれらより前に通常CDでリリースされていた第5番にはなかなか個性的なテンポ設定がなされており面白いです。今回SACD化で音がすごい。最後の大太鼓には本当にびっくり。第7番などが典型ですが、BISレーベルの録音の素晴らしさ、SACD層の圧縮されていないダイナミック・レンジの広さは驚異的で、どの曲も通常の音量で聴こうと思うと、巨大オーケストラを遠目の音像でマスとして捉えているために、少し上品でおとなしい印象の音ですが、ピアニッシモをちゃんと聴こうと音量をあげるとフォルテッシモではとんでもないことになります。

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