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保阪正康

本 昭和史七つの謎と七大事件 戦争、軍隊、官僚、そして日本人 角川新書

昭和史七つの謎と七大事件 戦争、軍隊、官僚、そして日本人 角川新書

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    ぽいぽす  |  神奈川県  |  不明  |  2021年04月24日

    昭和という時代は懐かしい、古き良き時代として語られることが多い。しかし、驕り高ぶった日本人と言った醜い面も大いに照らし出された時代でもあると感じる。結局、日本人は幾多の失敗を経験しても自ら社会的な反省として教訓にしたことはないのだろう。 この本では戦時における日本社会の異常さ、それが結局全く変わらず引き継がれた昭和史後期という時代史観で7つの時間を核に論じてる。 著者の主張は2020東京オリンピックやコロナ対策にも見られるように、結局令和の時代になっても同じことが言える。その意味でこれは現代的日本人を論じている本でもある。似たような内容の本は多くあるがこの本は新書であるので軽く読みやすくネットで得られるような下らないとるに足らない物事で日本人をキャラクター化し、批判するというような姿勢に陥ることなくまとめられている。

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