前奏曲集第1巻、第2巻 ロジェ(p)
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楽人 | 愛知 | 不明 | 2007年06月14日
透明でほんのりと色彩がのって、カチッとした高域の音はある意味こんなドビュッシーの音があったらという理想の音。だが音楽はひのき饅頭さんのことばに乗れば、ノスタルジーはない。ノスタルジーは聴く者の記憶に蓄積された曲の和音の響きに依存するからだ(奏者にとっては無意識に演奏上受け継いでいる響き)。新しいものが、感じられないのは新しいと感じる為には、それ以前のものと比較対照できる共通の基盤が必要だからではないのか。言えるのは過去この曲の音になったものの記憶を消し去り、白紙で譜面に向かわなければあり得ない響きが頻発す0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ひのき饅頭 | 愛媛県 | 不明 | 2005年08月29日
高いレベルで評価がバッサリ別れる演奏だと思う。確かにうまい。この曲集に求められる様々な発言や物語を集めて見事に統合している。ただし、前奏曲の意味や、主題の連続変形(変奏とはちょっと違う)に踏み込んだり、独自の分析を披露する演奏ではない。新しいことは何もしていない。その反面、ノスタルジーを求める聴衆には最高の記憶を提供する。演奏の完成度は高い。でも謎が多い曲集に既存の知恵だけでは私は不足です。「前奏曲集」はホントに難物です。でも間違いなく優れた演奏です。難しいなあ。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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satobei | 名古屋市 | 不明 | 2005年07月10日
さすがだと感心して聞き入ってしまいました。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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