もしも突然、がんを告知されたとしたら。

樋野興夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784492047309
ISBN 10 : 4492047301
フォーマット
出版社
発行年月
2023年04月
日本
追加情報
:
224p;19

内容詳細

本書は小説という形をとっていますが、がんになったことで精神的な苦悩を抱えて深く悩む人々との対話の様子を、実際のがん哲学外来で見ているかのような物語が展開されています。あなたが人生の困難に直面したとしても、対話を終えた患者さんと同じように、少し明るくなったり、人生を少しだけ別の角度から見るようになったりと、自分らしく日々を生きるきっかけをつかんでいただけると思います。5000人以上のがん患者と家族に寄り添い生きる希望を与えてきた医師が贈る、救済の書!

目次 : ただ、横にいるだけでいい/ 生きているだけで、必ず誰かの役に立っている/ なぜ、私ががんになった?/ 好きで不良息子になったわけじゃない/ 病気になっても、病人になってはいけない/ 今は嵐の毎日でも、いつか必ず凪の日が来る/ 「寂しい」という言葉が孤独を癒やす/ 医者が、がんになって気づいたこと/ 正論よりも配慮のほうが大切/ 人と人が出会えば対立することもある/ がんになったことを妻に言わない理由/ 人には「死ぬ」という最後の仕事が残っている/ 今の君はもう大丈夫

【著者紹介】
樋野興夫 : 順天堂大学名誉教授、新渡戸稲造記念センター長、恵泉女学園理事長。1954年島根県生まれ。医学博士。癌研究会癌研究所、米国アインシュタイン医科大学肝臓研究センター、米国フォックスチェイスがんセンターなどを経て現職。2002年癌研究会学術賞、2003年高松宮妃癌研究基金学術賞、2004年新渡戸・南原賞、2018年朝日がん大賞、長與又郎賞。2008年順天堂医院に開設された医療現場とがん感者の隙間を埋める「がん哲学外来」が評判を呼び、翌年「NPO法人がん哲学外来」を設立し、理事艮に就任。これまで5000人以上のがん患者と家族に寄り添い生きる希望を与えてきた。その活動は「がん哲学外来カフェ」として全国各地に広がっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ちみる さん

    がんと向き合う患者さんたちの、心に抱える苦しみや悩み… 理解ある医師の心のサポートにより、少しずつ明るさを取り戻していく様子が描かれている。 それらの苦悩や対話を通じて 多くの教訓や、希望を得ることができる作品。

  • Humbaba さん

    がんになるというのは非常につらいことであり、それを受け入れろと言われても素直に受け入れるのは難しい。しかし、いくら受け入れないと言っても、それが現実になるわけでもない。まずは事実を話して、それが本人の責任によるところではないことを伝える。その上で相手が受け入れなかったとしても、その事実を認めていくことで最終的には事実を事実だと理解する。

  • Hideichi Sekiya さん

    天命を知ることの大切さを再認識。 また、だれもが生きているだけで必ず、だれかの役に立っている。。。?

  • まこ さん

    がん哲学外来という診療科をご存知だろうか。初耳の私は、興味深く読破した。がんに罹患した患者が樋野先生の診察室にそれぞれの思いを抱えてやってくる。決してがんを悪者としてのみ取り扱うこと無く、共生であったり自分の人生の見直しだったり前向きな言葉が並ぶ。いや言葉は少なく、寄り添って傾聴することの方が多い。がんを人の一生になぞらえ確率として淡々と話される姿にがんへも人へも愛情を感じられる温かさがある。お会いして一緒に珈琲を飲みたくなった。

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樋野興夫

1954年生まれ。医学博士。米国アインシュタイン医科大学肝臓研究センター、米国フォックスチェイスがんセンターなどを経て、順天堂大学名誉教授。新渡戸稲造記念センター長。一般社団法人がん哲学外来理事長。恵泉女学園理事長。東京女子大学理事。2002年癌研究会学術賞、2003年高松宮妃癌研究基金学術賞、20

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