ペコロスの母の玉手箱

岡野雄一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784023313286
ISBN 10 : 4023313289
フォーマット
出版社
発行年月
2014年10月
日本
追加情報
:
189p;24

内容詳細

長崎を舞台に、認知症で施設に暮らす91歳の母の「今」と「昔」を、64歳の息子がどこまでも優しく切なく漫画で描く。
ベストセラー『ペコロスの母に会いに行く』の作者の第2弾。週刊朝日で好評連載中。

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読書メーターレビュー

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  • しゅわ さん

    【図書館】認知症のお母様との日々をあたたかく描いて映画にもなった人気作『…母に会いにゆく』の続編です。この本の制作途中で みつえさんが亡くなったとのことで、全体に追悼の空気がにじみ出た…というあとがきのとおり、前作より小さくなって、さらに子どもに戻るような みつえさんのかわいらしい笑顔と、大切にしたい日々が詰まった一冊です。胃ろうをするか?否か?で悩むくだりは…胃ろうを決心した途端、それを拒否するように旅立ってしまった祖母を思いだし 涙が止まりませんでした。

  • ばいきんまん さん

    「ペコロスの母に会いに行く」よりも少しずつ少しずつ、死へと近付くみつえおばあちゃん。あんなに元気にハゲ頭を叩いてたのに、だんだんその力もなくなってきて...。でも時おり見せる笑顔に安心する。空では父ちゃんと楽しく暮らしているに違いない(。・ω・。)

  • ゴールデンカム寺 さん

    前作『ペコロスの母に会いに行く』(西日本新聞社)の続編。還暦を迎えた息子と認知症の母の漫画だが、この続編の週刊朝日連載中にとうとう母・みつえさんが亡くなる。思わず手を合わせたくなる。前作同様幻想的な雰囲気もあり、まず漫画として素晴らしい内容である。帰省した息子を坂道で迎えるみつえさんが可愛い。この絵のタッチはものすごく可愛い。こんなタッチで優しく世界や老人を眺められる著者を羨ましく思う。多くの人に読んでほしい。夏になると原爆で亡くなった妹の幻を見て血の涙を流すケン坊兄ちゃんも切ない。愛が一杯だ。

  • 青木 蓮友 さん

    ゆっくりゆっくりなせいか、すんなりと進み、、、思いのほか泣かずに読み終えた。男ふたり兄弟の覚悟の時間、みつえさんとそしてお父さんが用意してくれたみたいだった。というかわたし、ボケるの怖くなくなった気がする。むしろそうなってもいい、こんなふうに思うだなんてこれを読む前じゃ考えられなかった。これもペコロスさんの発想を、まなざしを、ぬくもりを感じることができたからだ。読んでよかったー、大きなひとつの体験をもらった気がする。わたしの場合は子供がいないから、他人のなかで逝くことになる。それを実感することにもなった。

  • こりんご さん

    『ペコロスの母に会いに行く』の時から変わらず感じられる温かな雰囲気、そして穏やかに流れる時間。過去の苦労をすべて忘れ、童女のような笑顔を見せるみつえさん。それを程よい距離から見守るペコロスさん。初期とはいえ、認知症の家族を抱える身には考えさせられました。こんな気持ちで接することができたらなぁ・・。現在新聞連載中の『続・ペコロスの母に会いに行く』も一冊の本として手にできる時を楽しみに待っています。

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人物・団体紹介

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岡野雄一

漫画家、自称シンガーソングライター。1950年長崎市生まれ。40歳で長崎にUターンし、「ちょいぼけ」が始まった母みつえさんとの日々を、長崎のタウン誌に描き始める。2012年に『ペコロスの母に会いに行く』(西日本新聞社)を刊行。同作で第42回日本漫画家協会賞優秀賞を受賞し、25万部を超えるベストセラー

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