ベートーヴェン(1770-1827)

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交響曲第9番『合唱』 インマゼール&アニマ・エテルナ

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SRCR2462
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

ベートーヴェン交響曲第9番《合唱》
インマゼール指揮アニマ・エテルナ
今やすっかりお馴染みの感のある、ベーレンライター原典版による録音で、1998-99年のシーズンに行ったベートーヴェン交響曲全曲演奏のフィナーレとして組まれたセッション。指揮者演奏者ともに細部まで研究を重ねた上での演奏らしく、全力で音楽表現に打ち込んでいる様が伝わるようです。「やたらと速い、とにかく軽い」の時代寄り解釈の常識を覆す、ベートーヴェンならではの力強さと激しさが表現され尽くされた快演。特にティンパニの活躍は全曲を通して注目されるところで、張りのある音色が随所に痛快なインパクトを与えています。当然ベートーヴェンの定めたメトロノーム記号の尊守が謳われているため、全体的なテンポは速くなりますが、それがほとんど気にならない余裕の表現力。校正者デル・マールの寄稿も心強く、インマゼールの詳細な解説も興味深いところです。

内容詳細

指揮者インマゼールがベートーヴェンの交響曲に初挑戦! 使用楽譜はすっかり定着した感のある新ベーレンライター版。ホール・エコーを多く取り入れた響きが壮麗さと透明感を両立させ、第九の巨大な世界観もしっかり表現されている。歌は総じてあっさり。(溪)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

  • 01. 合唱*交響曲第9番ニ短調

ユーザーレビュー

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インマゼール/AEによる演奏はシューベルト...

投稿日:2009/12/13 (日)

インマゼール/AEによる演奏はシューベルト交響曲シリーズで幾分かは把握していたつもりでしたが今般ベートーヴェン交響曲・・・それも象徴的な感動をともすれば強制されがちな第九の演奏盤に接しました。1999年収録のベーレンライター版を採用しオリジナル楽器、ノンヴィブラート奏法による中規模オーケストラ・・・1987年指揮者自らの設立したAE(ウィーンピッチに調整)・・・を振っての第九は所謂先の感動には到らなかったですが別の感情を呼び起こしてはくれた演奏です。私はベーレンライター版の演奏盤に接したのはこのインマゼール盤の少し前に収録されたモダン楽器によるジンマン/TOZによる第九でもうひとつ私の好みにはフィットしなかったのですが多分素人的にテンポの早さに馴染めなかったのでしょう(ジンマン演奏タイムは@13’42A12’15B11’32C8’30D12’59)。インマゼールの演奏は確かに今まで聴いたものよりはテンポは速いかもしれませんが@14’35A13’19B12’43C〜D23’25とそんなに抵抗感なく受け容れられる範囲で逆に性急さが気になる第2楽章は緩めにそして冗長さが気になる第3楽章がキリッとしていることが私には受けいる余地が出来たのかもしれません。第1楽章すっきり澄んだ響きにティンパニーの働きが心地よく第2楽章そのティンパニーが縦横無尽に活躍、強弱のつけ方も明瞭でかつ音色は透明感すら帯びます。第3楽章は当然静かな楽章で室内楽的に時には軽妙さも伴います。そしていよいよ第4楽章エコー気味のティンパニーと如何にも古楽器然とした弦の響きから続けての歓喜のテーマが大袈裟ではなくしかしちゃんとしっかり踏みしめて美しく流れ出しやがて凄まじいティンパニーの前さばきで声楽部分へ突入・・スタートのバリトンも淡白ながらしっかりして歓喜テーマの合唱もじっくり腰をすえて進行して行きます。とにかくこの第九ティンパニーの味付けが効いておりそれが先に述べた別の感動とは違った上手く言えないのですが感情を呼び起こしてはくれた演奏です。素晴らしいランクにさせていただきます。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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ティンパニの活躍が目立つ演奏。録音も良好...

投稿日:2005/12/26 (月)

ティンパニの活躍が目立つ演奏。録音も良好。現代オケしか聴かない人も違和感なく聴けるだろう。

FUJISAN さん | 神奈川県横浜市 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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