DVD

『神々の黄昏』全曲 クプファー演出、ド・ビリー&リセウ大劇場、ポラスキ、トレレーヴェン、他(2004 ステレオ)(2DVD)(日本語字幕付)

ワーグナー(1813-1883)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
COBO5000
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
日本
画面サイズ
:
ワイドスクリーン
:
カラー
フォーマット
:
DVD
その他
:
Squeez

商品説明

リセウ大歌劇場2004年
ワーグナー:『神々の黄昏』

壮大な物語がついに幕を閉じる! クプファーが『指環』に託したメッセージが明らかとなる忘れがたいラストシーン

この物語を締めくくる第3夜『神々の黄昏』は、四部作のうちでも最長の演奏時間を要し、4時間半を優にこえる超大作ですが、「ジークフリートのラインへの旅」や「ジークフリートの葬送行進曲」、「ブリュンヒルデの自己犠牲」など、しばしば単独でも演奏される機会の多い美しい音楽が随所に聴かれます。4作を通じてほぼ変わらず出演している主要キャスト陣が、ここでも熱演を見せ、このドラマを見事に把握したベルトラン・ド・ビリーの指揮も冴え渡ります。
 1988から92年にバイロイト音楽祭で最初に発表され、衝撃をもって迎えられたクプファー演出による『指環』は、その後、ベルリン国立歌劇場でも改定版演出が行われていますが、この映像は、同じ演出を引き継ぎ、2003年から04年にバルセロナのリセウ大劇場で上演されたもの。現代的な美術を採用しながらも、奇をてらわず、丁寧に『指環』世界の人物関係を描き出してゆくこのプロダクションは、その説得力のあるドラマ性によって、いまや定番になりつつある作品です。(日本コロムビア)

【収録情報】
・ワーグナー:『神々の黄昏』全曲

 ジークフリート:ジョン・トレレーヴェン
 ブリュンヒルデ:デボラ・ポラスキ
 グンター:ファルク・シュトルックマン
 グートルーネ:エリザベーテ・マトス
 ハーゲン:マッティ・サルミネン
 アルベリヒ:ギュンター・フォン・カンネン
 ヴァルトラウテ:ジュリア・ジュオン
 ヴォークリンデ:クリスティーナ・オブレゴン
 ヴェルグンデ:マリア・ロドリゲス
 フロスヒルデ:フランシスカ・ボーモン、他
 リセウ大歌劇場管弦楽団&合唱団
 ベルトラン・ド・ビリー(指揮)
 演出:ハリー・クプファー

 収録時期:2004年6月6、14日
 収録場所:バルセロナ、リセウ大歌劇場(ライヴ)
 ドイツ語上演

 収録時間:276分
 画面:カラー、16:9
 音声:リニアPCM 48kHz/16bitステレオ、Dolby Digital 5.1chサラウンド、DTS 5.1chサラウンド
 字幕:日本語、ドイツ語
 NTSC

【デボラ・ポラスキ(ブリュンヒルデ)】
アメリカ出身。1988年バイロイト音楽祭のクプファー演出『ニーベルングの指環』ブリュンヒルデで頭角を現して以来、鋼の強靱さと繊細な美しさを併せ持つドラマティック・ソプラノとして君臨し、世界のすべての主要歌劇場で歌う。イゾルデ、ジークリンデ(『指環』)、ゼンタ(『さまよえるオランダ人』)、ヴェーヌス(『タンホイザー』)、クンドリー(『パルジファル』)、オルトルート(『ローエングリン』)などワーグナー作品のほか、エレクトラ、『ヴォツェック』マリー、『イェヌーファ』コステルニチカなどもレパートリーとする。マゼール指揮ニューヨーク・フィル、アバド指揮ベルリン・フィルとの共演などコンサート舞台にも立つ。ウィーン国立歌劇場より宮廷歌手の称号を贈られている。

【ジョン・トレレーヴェン(ジークフリート)】
コーンウォール出身。世界の主要歌劇場から呼び声がかかるヘルデン・テノールの一人。ウィーン国立歌劇場、バイエルン国立歌劇場、ドレスデン州立歌劇場、ロイヤル・オペラ・ハウスなど一流歌劇場で、トリスタン、ジークフリート、ジークムント、ローエングリン、タンホイザーなどを歌う。《パルジファル》表題役、《オテロ》表題役、《ナクソス島のアリアドネ》バッカス、《影のない女》皇帝、《トゥーランドット》カラフ、《道化師》カニオ、《スペードの女王》ヘルマンなど。

【ファルク・シュトルックマン(グンター)】
ドイツ出身。ウィーン国立歌劇場の宮廷歌手の称号を持ち、ベルリン国立歌劇場、バイロイト、ザルツブルク音楽祭では常連。テルラムント(『ローエングリン』)、アムフォルタス(『パルジファル』)、オランダ人、クルヴェナール(『トリスタンとイゾルデ』)などワーグナー・バリトンとして定評があるほか、ヴォツェック、ヨカナーン(『サロメ』)、ドン・ピツァロ(『フィデリオ』)などもレパートリーとし、バイエルン国立歌劇場、ハンブルク州立歌劇場、メトロポリタン歌劇場をはじめ世界の主要歌劇場で歌っている。

【ベルトラン・ド・ビリー(指揮)】
フランス出身。ウィーン・フォルクスオーパー(第一指揮者)、バルセロナ・リセウ大歌劇場(音楽総監督)を経て、2002年よりウィーン放送交響楽団の主席指揮者/芸術監督。ウィーン国立歌劇場のP.コンヴィチュニー演出『ドン・カルロ』(2004年、5幕版)で高く評価されるなど、ベルリン国立歌劇場、バイエルン国立歌劇場、ロイヤル・オペラ・ハウス、ベルギー王立モネ劇場、パリ・オペラ座、メトロポリタン歌劇場など世界の主要歌劇場に出演。2002年より毎年、ウィーン放送響とザルツブルク音楽祭に登場し、CD/DVDなど録音も多数。

【ハリー・クプファー(演出)】
ドイツ出身。70・80年代に東ベルリンで活躍し始め、社会的・政治的視点と鋭い心理描写で知られ、J.ヘルツやG.フリードリヒとともに演劇的要素を重視したオペラ舞台制作(レジーテアーターRegietheater)の旗手となる。1972年よりドレスデン州立歌劇場のオペラ演出/チーフ・プロデューサー、1981年より20年以上ベルリン・コーミッシェ・オーパーの芸術監督/チーフ・プロデューサーを務め、78年『さまよえるオランダ人』、88年『ニーベルングの指環』とバイロイト音楽祭の演出も手がける。ベルリン国立歌劇場(71年『影のない女』、77年『パルジファル』、『サロメ』、『ニーベルングの指輪』など)、ザルツブルク音楽祭(86年、ペンデレツキの歌劇『黒い仮面Die schwarze Maske』初演)、ウィーン国立歌劇場(89年『エレクトラ』)、バイエルン国立歌劇場(『オルレアンの少女』、『マクベス』)など。(以上、日本コロムビア)

内容詳細

話題を集めたクプファー演出によるリセウ劇場での「ニーベルングの指輪」第3夜。出演者もほぼ同じで、ド・ビリーの綿密な指揮の下、熱演を繰り広げている。前の3作同様、クプファーの演出が大きな見どころだ。(CDジャーナル データベースより)

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ベルリン国立歌劇場の来日公演ではジークフ...

投稿日:2005/11/27 (日)

ベルリン国立歌劇場の来日公演ではジークフリート葬送の場にさすらい人を立ち会わせる演出に、少々安易なお涙頂戴とは思いつつ、胸が熱くなりましたが、ここではブリュンヒルデまで登場。でも、彼女は最後の最後に現れるからこそ、あの壮大な神々の弔いの主たる威厳を感じさせるのではないでしょうか。ここは疑問でしたが、全4部作、改めて「観る」楽しさを満喫しました。

風の呪文 さん | 横浜 | 不明

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