フレスコバルディ(1583-1643)

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CD 輸入盤

トッカータとパルティータ集 第1巻 クリストフ・ルセ(チェンバロ)

フレスコバルディ(1583-1643)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
AP202
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


巨匠ルセ、フレスコバルディを弾く

フレスコバルディは即興性と建築性を天才的に組み合わせた作曲家といえるでしょう。フレスコバルディはイタリアのマドリガーレに根差した豊かな歌と豊かな創意、そしてヴィルトゥオーゾ性に満ちた作品を残しています。
 ルセは16世紀後半に作られたチェンバロで演奏しており、フレスコバルディの斬新な響きを見事に蘇らせています。旋法的なハーモニーはどこか古風に感じられるかもしれませんが、即興性を感じさせる自由なリズムは今なお聴き手を魅了します。カラヴァッジョの絵画のような繊細な光と影にも通じるような表情が見事に再現された1枚です。(輸入元情報)

【収録情報】
フレスコバルディ:トッカータとパルティータ集 第1巻


● トッカータ第1番
● パッサカリアによる100のパルティータ
● トッカータ第9番
● ロマネスクのアリアによる14 のパルティータ
● トッカータ第8番
● モニカのアリアによる11のパルティータ
● トッカータ第10番
● 第3のバレエ、クーラントとパッサカリア
● トッカータ第3番
● フォリアのアリアによるパルティータ
● トッカータ第6番
● 4つのクーラント
● トッカータ第7番
● バレエとシャコンヌ

 クリストフ・ルセ(チェンバロ/16世紀製、制作者不明、1736年リナルド・デ・ベルトニスにより一部改造)

 録音時期:2018年11月10日
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

ユーザーレビュー

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自分の知る限りでは、Roussetの初めてのFre...

投稿日:2019/06/23 (日)

自分の知る限りでは、Roussetの初めてのFrescobaldi録音であり、またこれまでのRoussetのレパートリーの中で最も古い時代の音楽ではないでしょうか。選ばれたのは、1615年、Frescobaldi最初の出版曲集からで、やや小規模なトッカータと規模の大きいパルティータ他を交互に配しています。どちらかと言えば、Frscobaldi初期に重点を置いた選曲だからでしょうか、ここでのRoussetの演奏は、数年前の平均律2巻に見るような対位法の網の目を一点も残さず解きほぐし、組み上げて構築していくような厳格さより、Frescobaldiの(特にトッカータに顕著な)非常に劇的でバロック的、奔放な楽想を最大限に楽しもうとする自由さに溢れており、16世紀の非常に繊細な音色を持つ名器の使用とあいまって、Frescobaldiの生きた時代の空気をまざまざと伝えてくれます。名作”Cento partite sopra passacagli”など、渡邊順正氏の厳格で正統的な名演とまた違う、非常に自在ながら味わい深い良演です。今後、RoussetがFrescobldi後年のあの複雑なCappriccioなどでどのような名演奏を聴かせてくれるか、いまから楽しみですね。

mimi さん | 兵庫県 | 不明

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