The Reiner Sound: Reiner / Cso

不滅のリビング・ステレオ・シリーズ[15]
ライナー・サウンド〜超絶のヴィルトゥオーゾ・オーケストラ/ライナー
ライナー＝シカゴ響の真価が発揮されたリビング・ステレオ最高の名盤
オリジナル・リビング・ステレオLPの中でもそのサウンドが最も高く評価されていた「ライナー・サウンド」。ライナーのラヴェル2曲は、デリケートなミュアンスづけを施した細密画を思わせる演奏。「死の島」はライナーが録音した唯一のラフマニノフのオーケストラ曲。「ドン・ファン」は2種類残されているシカゴ響との録音のうち、1954年に録音された最初のもので（ライナーにとってはピッツバーグ盤に続く2度目）、コントラバスを左側に置く変則配置。「死の舞踏」は、ライナーが好んで共演した技巧派のバイロン・ジャニスが華麗なソロを披露している。
　ラヴェル
1.スペイン狂詩曲　
1) I. 夜への前奏曲　
2) II. マラゲーニャ　
3) III. ハバネラ　　
4) IV. 祭り　　
2. なき王女のためのパヴァーヌ

　フランツ・リスト
3.死の舞踏　

　リヒャルト.シュトラウス
4.交響詩「ドン・ファン」Op.20　

　ラフマニノフ
5.交響詩「死の島」Op.29

［演奏］
3　バイロン・ジャニス（ピアノ）

シカゴ交響楽団　
指揮：フリッツ・ライナー

録音：　1954年12月6日(7)、1956年11月3日(1-4)、1957年3月2日(5)、1957年4月13日(8)、1959年2月23日(6)、シカゴ、オーケストラ・ホール