『ジュビリー・エディション〜未発表録音集〜マーラー：告別、マリピエロ：イタリアの四季、他』　白井光子、ハルトムート・ヘル、他

白井光子〜ジュビリー・エディション

ドイツの権威ある音楽誌「STERN」で「歌曲におけるファースト・レディ」と評されたメゾ・ソプラノ歌手、白井光子。彼女の70歳の誕生日（2017年5月28日）を記念しリリースされるこのアルバムには、未発表の3つの作品が収録されており、ドイツを中心に、あまり演奏されることのない珍しい作品を好んで取り上げてきた彼女らしく、ここでもそのレパートリーの多彩さが際立っています。
　イタリアの近代作曲家マリピエロ[1882-1973]、微分音の作曲家として知られるメキシコのフリアン・カリージョ[1875-1965]の前衛的な歌曲と、マーラー[1860-1911]の『大地の歌』の最終楽章。性格の違う3作品を白井は完璧に歌い分けています。（輸入元情報）

【収録情報】
1. マリピエロ：歌曲集『イタリアの四季』 (1923)
　Lauda per un Morto（死者のためのラウダ）
　Canto della Neve（雪の歌）
　Capriccio（カプリッチョ）
　Ditirambo terzo (dalle Laudi)（第3のディテュランボス）

2. カリージョ：Preludio a Colon (1922)
3. マーラー：大地の歌〜第6楽章『告別』（ピアノ伴奏版 1908）

　白井光子（メゾ・ソプラノ）
　ハルトムート・ヘル（ピアノ：1,3）
　ベルント・ブース（ヴァイオリン：2）
　ロナルド・フーゲフェン（ヴァイオリン：2）
　ライナー・ザハトレーベン（ヴィオラ：2）
　フランク・ヴォルフ（チェロ：2）
　ロスヴィタ・シュテーゲ（フルート：2）
　モニク・ロリン（ハープ：2）
　ホアン・パブロ・イスキエルド（指揮：2）

　録音時期：1984年12月27,28日（1）、1972年2月14日（2）、1999年11月22日（3）
　録音場所：フランクフルト、ヘッセン放送ゼンテザール（2）、Tonstudio Tejie van Geest（3）
　録音方式：ステレオ（セッション：1,3、ライヴ：2）