シューベルト(1797-1828)

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CD

交響曲全集 シュタイン&バンベルク交響楽団(4CD)

シューベルト(1797-1828)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BVCC38192
組み枚数
:
4
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

シューベルト:
CD1
・交響曲第1番ニ長調D.82
・交響曲第2番変ロ長調D.125
・『キプロスの女王ロザムンデ』D.797〜序曲 (『魔法のたて琴』D.664)
CD2
・交響曲第3番ニ長調D.200
・交響曲第4番ハ短調D.417『悲劇的』
・『キプロスの女王ロザムンデ』D.797〜バレエ音楽第1番
CD3
・交響曲第5番変ロ長調D.485
・交響曲第6番ハ長調D.589『小交響曲』
・『キプロスの女王ロザムンデ』D.797〜バレエ音楽第2番
CD4
・交響曲第7番(第8番)ロ短調D.759『未完成』
・交響曲第8番(第9番)ハ長調D.944『グレート』
 バンベルク交響楽団
 ホルスト・シュタイン(指揮)

 録音:1985年11月〜1986年7月(デジタル)

内容詳細

シュタインは独特の風貌で日本でもおなじみだが、その職人的な指揮ぶりはいかにも玄人受けする。ドイツ各地の劇場で鍛え上げた無駄のない音楽。85年から首席をつとめたバンベルク響との組み合わせは、彼にとってもっとも優れた仕事と言える。快活で伸びやかで、大袈裟な身振りは一切なし。共感に満ちた等身大のシューベルトが聴ける。(長)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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ブロムシュテット指揮SKDの世評高い全集...

投稿日:2013/05/28 (火)

ブロムシュテット指揮SKDの世評高い全集と並び、1980年代を代表する名盤である。バンベルクのほうがより響きが柔らかく、重心が深く感じられる。もちろん、管・打の適切なアクセント、弦楽器の爽やかな疾走も、聴こえるべき箇所ではちゃんと聴こえてくる。こちらが国内盤しか扱いがなく、ブロムシュテット盤より価格が高めなのが難点だが、両方をお持ちになることをお薦めしたい。とくにシュタインとN響との演奏を実演や放送で懐かしく思い出される方にはお薦めである。(蛇足ながら、シュタインやブロムシュテットの温かみ、柔軟さを常に保った演奏に飽きたらなくなった方には、メニューイン指揮のSinfonia Varsoviaの厳しく「攻める」タイプの演奏をお聴きになることをお薦めしたい。メニューインの全集も驚くほど廉価で入手できる。)

ニャンコ先生 さん | Tochigi | 不明

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その昔、N響とこのシュタインが、演奏した...

投稿日:2012/04/09 (月)

その昔、N響とこのシュタインが、演奏したベートーヴェンの「運命」を聴かなかったら、今の音楽中毒者の私は、あり得ない。「運命」は、冒頭のジャジャジャジャーン、だけじゃなかったのを知ってしまったのですわ。当時のN響は、このシュタイン氏をはじめ、スイトナーさん、サヴァリッシュさん、ケーゲルと、ドイツ本流の指揮者を多く招いていた。記憶に残る演奏は少ないけど、今も、物故者となってしまった名匠の演奏に親しんでいる。何の作為も無い、でかい頭だけが気になる、自然で、重厚なシューベルト。ホルンを吹いているのは、日本人奏者だったリする。

sunny さん | 兵庫県 | 不明

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2008年に亡くなったホルスト・シュタイン(...

投稿日:2010/04/21 (水)

2008年に亡くなったホルスト・シュタイン(本盤演奏録音時推定57〜58歳)はNHKSOの名誉指揮者としても我々には馴染みある指揮者でその風貌からも印象的な人でありました。単に職人気質的な演奏だけに留まるのではなくそのキャリアから生まれる演奏は中々捨てがたいものがありました。あまり録音盤はないのですがやはりバンベルクSOとの盤を聴きたくシューベルト交響曲集をサンプリングしました。代表的な「未完成交響曲」は1986年の録音で演奏タイムは@14’36A11’12、第1楽章は勿論反復演奏込みであります。堂々としたドイツ風武骨さの中にやや派手な感じがします。ややテンポが中間部速いように思った第2楽章はまぁまぁ。1985年録音の「ロザムンデ」序曲(11’01)は初め重々しい感じから少し軽くなりますが重心低さは変わらず力強くメリハリをつけていきます。第1舞踏(10’41)は規則正しい拍子に悲愴感・勇壮感を滲ませ後半は穏やかに運ぶのですがシューベルトの執拗さが付きまとった曲、有名な第2舞踏(7’56)は変奏・転調を繰り返すものでシュタインの個性といった点までは私はあげられません。1985年録音の第9番「ザ・グレイト」交響曲は演奏タイムが@13’48A16’05B10’47C12’07、反復演奏の第1楽章が出色の出来?スケール感は今一なのですがゆったりした出だしや最終コーナー〆に向かっての長いボーイングでの溌剌さは印象的です。端正な第2楽章もシューベルトのしつこい繰り返しがあるものの最後の余韻は素敵です。やや散漫な第3楽章を経て最終楽章は締めて行きます。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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