CD 輸入盤

ダニエル・バレンボイム〜On My New Piano

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4796724
組み枚数
:
1
レーベル
:
Dg
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


ダニエル・バレンボイム〜On My New Piano
バレンボイム考案の新方式によるグランド・ピアノでの初録音!


バレンボイムは、フランツ・リストが使用したグランド・ピアノのリストア・プロジェクトに2011年に参加した際、グランド・ピアノの構造を詳しく調べていくうちに、弦の張り方を変更することでグランド・ピアノの音質が大きく変わるのではないかと考え、ベルギーのピアノ職人クリス・メーン氏と共に新しい楽器の製作に乗り出します。

通常のグランド・ピアノの場合(右の画像)、低音域と中音域の弦を斜めに交差させた「交差弦」とすることで、上の弦と下の弦の音を干渉させ混じり合うことで豊かで均一な響きを得ていますが、すべての弦を平行に張る「平行弦」だと、この交差による音の混じりが無くなり、弦ごとに個性の異なる純度の高い音を出すことが可能になります。

19世紀後半に確立された、音が大きく響きが豊かな現代のグランド・ピアノの原型は、その半世紀ほど前に考案されていた「交差弦」を基本としたもので、これに新たに開発された二重巻きスティール弦と、その高張力に耐えるフレーム(金属)と響板を一体化させることで進化を遂げてきた経緯があります。

それ以前のチェンバロや多くのフォルテピアノ(歴史的ピアノ)では、弦は平行に張られており、弦ごとに明確に異なるピュアな音を発することで、音量は小さいものの多声的な音楽では声部を明確に描きわけることをごく自然に実現してもいました。

バレンボイムの新しいピアノは、そうした「平行弦」による純度の高い音と、強靭な弦の張力を活かすフレーム(金属)と響板の特徴を併せ持ったものになっているということで、ピュアでありながらも力強いサウンドが期待できます。

選曲もスカルラッティからリスト晩年の作品まで実に多彩。音域の広い主題を持つスカルラッティとベートーヴェンの作品に、低音が大活躍するショパンとリストの作品をとりあげています。(HMV)

【収録情報】
● D.スカルラッティ:ソナタ ハ長調K.159
● D.スカルラッティ:ソナタ ニ短調K.9(パストラール)
● D.スカルラッティ:ソナタ ホ長調K.380
● ベートーヴェン:創作主題による32の変奏曲 ハ短調WoO.80
● ショパン:バラード第1番ト短調Op.23
● リスト:ワーグナーの舞台神聖祝祭劇『パルジファル』からの「聖杯への厳かな行進」S.450
● リスト:『詩的で宗教的な調べ』S.173より「葬送行進曲」
● リスト:メフィスト・ワルツ第1番「村の居酒屋での踊り」

 ダニエル・バレンボイム(バレンボイム考案の新方式によるグランド・ピアノ)

 録音時期:2015年10月
 録音場所:ベルリン、テルデックス・スタジオ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

収録曲   

  • 01. Sonata in C Major, KK. 159
  • 02. Sonata in D minor, KK. 9
  • 03. Sonata in E Major, KK. 380
  • 04. 32 Piano Variations in C minor on An Original Theme, Woo 80
  • 05. Ballade 1 Op. 23 Largo
  • 06. March of the Grails Knights from Parsifal
  • 07. Funerailles; Erster Mephisto Walzer
  • 08. Mephisto Waltz No.1, S. 514

ユーザーレビュー

総合評価

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とてもピュアなサウンドです。それはスカル...

投稿日:2017/01/13 (金)

とてもピュアなサウンドです。それはスカルラッティで発揮されています。美しい。ほんとに素晴らしいピアノかも。 でも実のところは、録音がいいのか? やはり生で聴いてみないとわかりません。

音楽愛好家 さん | 群馬県 | 不明

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