ベートーヴェン(1770-1827)

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交響曲第9番『合唱』 近衛秀麿&読売日本交響楽団、二期会合唱団、他

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
NYCC27295
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

堂々完結!
近衞秀麿&読売日本交響楽団シリーズ、有終の美は『合唱』


近衞秀麿が優れたベートーヴェン指揮者であるかを理解するためには、やはり最高傑作である交響曲第9番『合唱』を聴いてみるのが一番の早道でしょう。作品の全てを完璧に把握し、音の一つ一つに意味を持たせ、ホール全体に響きを行き渡らせる近衞の指揮は、この長大で苦難に満ちた大作を俯瞰し、一つのドラマとして構築することで、究極の説得力を生み出しています。
 ソリストたちの熱唱、二期会合唱団の力のこもった歌声、そしてオーケストラ。これらが渾然一体となった演奏をお聴きください。
 オリジナル、アナログマスターテープからマスタリング、ダイナミック・レンジの幅が広く、楽器のテクスチャを細かく捉えた優秀録音(ステレオ)です。

【宇野功芳 ライナーノートより】
「近衞秀麿は楽器の性能を熟知し、オーケストレーションに精通していた。とくにベートーヴェンの交響曲については造詣が深く、生涯をかけてスコアの改訂に取り組んだ。木管や金管を単にだぶらせるだけではなく、時には4人、全部に別の音を吹かせるほか弦の奏法の改変、ティンパニの大幅な追加など、特に「第7」「第9」あたりは編曲の趣もある。それゆえ近衞の表現自体がフルトヴェングラーのようなドラマティックなものに思われがちだが、実際はワインガルトナーをもっと小型にしたような、趣味の良い、上品な指揮者だったのである。(中略)第3楽章は近衞の特質にぴったりと合った優美な名演で、楚々とした、はかない、神秘な、そして繊細な情感がたまらない。」(NAXOS JAPAN)

【収録情報】
● ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』

 第1楽章:Allegro ma non troppo, un poco maestoso
 第2楽章:Molto vivace
 第3楽章:Adagio molto e cantabile
 第4楽章:Presto

 渡辺洋子(ソプラノ)
 長野羊奈子(アルト)
 藤沼昭彦(テノール)
 栗林義信(バリトン)
 二期会合唱団
 読売日本交響楽団
 近衞秀麿(指揮)

 録音時期:1968年9月6,12,13日
 録音場所:東京厚生年金会館
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)

 解説書本文:24ページ
 解説書筆者:藤田由之、菅野冬樹、宇野功芳

ユーザーレビュー

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不思議な音源です。1968年も昔のものとは思...

投稿日:2021/08/07 (土)

不思議な音源です。1968年も昔のものとは思えない聴き易さです。金管のエコーがかかった響きはまるでエンジェル盤のバイロイトの第9のようです。明らかに音響細工がされているのでしょうが嫌味ではありません。ティンパニの音はあまり聴こえてきませんが、第2楽章の独奏部ではハッキリと聴こえます。ということは他の部分で調整がかかっているのか、あるいは指揮者の指示?最後のコーダは聴きものでフルトヴェングラーとメンゲルベルクを合わせたような独特の解釈です。ネタバレになるので詳細はあえて記載しません。是非、購入され御自身の耳でお確かめいただければと思います。

jin さん | 長野県 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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