ボルグストレム(1864-1925)

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CD 輸入盤

ヴァイオリンとピアノのための作品全集 ボートストラン、ヒェクスフース

ボルグストレム(1864-1925)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
PSC1237
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ワーグナー、シュトラウスの影響を受けた
ノルウェーのボルグストレム


ノルウェー・ロマンティシズム音楽の復興(ルネサンス)をめざす「Simax」のシリーズ。歌劇『リーモルのトゥーラ』(PSC1230)、ヴァイオリン協奏曲と2曲の交響詩(PSC1311)につづきボルグストレムのヴァイオリンとピアノのための作品が制作されました。
 ヤルマル・ボルグストレムは、1864年、クリスチャニア(現オスロ)生まれ。スヴェンセン、L・M・リンデマン、オーレ・オルセンに学び、1887年から1889年までライプツィヒの音楽院、1890年からはベルリンなどで研究を続け、1903年に帰国しました。作品数は多くなく、2曲の歌劇、2曲の交響曲、5曲の交響詩、1曲ずつのヴァイオリン協奏曲とピアノ協奏曲、そして室内楽曲。彼はメロディを書く才能にめぐまれ、伝統的なナショナル・ロマンティシズムのスタイルを基本に、ヴァイオリン・ソナタに見られるような、ワーグナーの伝統に沿ったリストやリヒャルト・シュトラウスの標題音楽の主導者として知られた彼の嗜好を反映した音楽も作曲しました。ボルグストレムは批評家としても活躍し、「ヴェルデンス・ガング」紙と「アフトンポステン」紙に寄せた公平でバランス感覚のそなわった批評は、ノルウェーの音楽に大きく貢献したと言われます。
 ヴァイオリン協奏曲の録音でソロを弾いたボートストランが演奏するボルグストレムのヴァイオリンとピアノのための作品集。グスタフ・ランゲのヴァイオリン、作曲者のピアノで1906年にクリスチャニアで初演された『ソナタ』。ウジェーヌ・イザイに献呈され、管弦楽共演とピアノ共演の2つの版が1900年にライプツィヒで出版された『ロマンス』。ドイツ時代に書かれたと推測され、オスロの国立図書館に手稿譜が保存されている『セレナード』『エレジー』『子守歌』の3曲の小品。いずれも初録音です。
 ピアニストのヘルゲ・ヒェクスフースは、ベルゲン音楽院のイジー・フリンカとイェール大学のボリス・ベルマンに学び、スウェーデンの音楽大学で教えています。1998年のグリーグ賞の受賞者。ヘンニング・クラッゲルードと共演してグリーグのヴァイオリンソナタ全曲を録音しています。(キングインターナショナル)

【収録情報】
ボルグストレム:ヴァイオリンとピアノのための作品全集
● ロマンス ホ長調 Op.12
● ヴァイオリン・ソナタ ト長調 Op.19
● セレナード
● エレジー
● 子守歌

 ユーナス・ボートストラン(ヴァイオリン)
 ヘルゲ・ヒェクスフース(ピアノ)

 録音時期:2013年1月13-17日
 録音場所:スウェーデン、ピテオー、アクースティクム
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 制作・録音: ジェフ・マイルズ

収録曲   

  • 01. Romanze in E Major (dedicated to Eugene Ysae), Op. 12
  • 02. Sonata in G Major for violin and piano, Op 19, I. Largo-Allergro
  • 03. II. Andante Maestoso
  • 04. III. Vivace
  • 05. Serenade
  • 06. Elegie
  • 07. Berceuse

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たまたまテレフセン(ショパンの弟子)のC...

投稿日:2021/07/26 (月)

たまたまテレフセン(ショパンの弟子)のCDを探していてこのディスクを見つけ、ボルグストレムという作曲家を初めて知った。商品説明に「ノルウェー・ロマンティシズム音楽の復興…」とあるのを読んで、「最近よく聴く北欧の作曲家だ」という程度のことで入手したが、これは掘り出し物だった。商品説明の通り優しさに満ちたロマンティックな曲が並ぶ。どれを聴いても心温まる、春の日差しのような音楽だ。こんな素敵な曲を書いた作曲家を知らなかったって、北欧の音楽はまだまだ奥深い。

禅済 さん | 三重県 | 不明

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