アリア集　ジェス・トーマス、ボルン＆ベルリン・フィル、サヴァリッシュ＆バイロイト、カラヤン＆ベルリン・フィル

ジェス・トーマスの美声を堪能！

ジェス・トーマス[1927-1993]は、ワーグナーを主要レパートリーとする一級のヘルデン・テノール。1958年カールスルーエの歌劇場と専属契約し、『ローエングリン』でデビュー。1960年にはミュンヘンで『ナクソス島のアリアドネ』、1961年にはバイロイトでクナッパーツブッシュの『パルジファル』に出演。長身で知的な才能と緻密な表現力を持ち合わせ、オペラの主人公にふさわしい歌手とたたえられました。
　ボルン指揮による1963年の彼のオリジナル・アルバムと、カラヤン＆ベルリン・フィル、サヴァリッシュ＆バイロイトなどの全曲盤からの名アリアを抜粋したアルバムです。（ユニバーサルＩＭＳ）

【収録情報】
ワーグナー：
1.　『ジークフリート』より「あいつがおれの父親じゃないとは」
2.　『ジークフリート』より「歌っておくれ、きいているから」
3.　『ジークフリート』より「陽光を浴びた高みの至福の荒れ地だ！」
4.　『ジークフリート』より「男ではない！」
5.　『ニュルンベルクのマイスタージンガー』より「始めよ！」
6.　『ニュルンベルクのマイスタージンガー』より「朝はバラ色に輝きて」
7.　『ワルキューレ』より「父は私に剣をくれると約束した」
8.　『ラインの黄金』より「恩を仇で返されるのが」
9.　『リエンツィ』より「全能の父よ、見そなわせたまえ」
10.　『パルジファル』より「役立つのはひとつの武器」
11.　『ローエングリン』より「これ以上ない信頼を寄せてくれて」
12.　『ローエングリン』より「名乗りの歌」
13.　『ローエングリン』より「労いの言葉を受けてくれ、愛しい白鳥よ」

　ジェス・トーマス（テノール）
　ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団（1-10）
　バイロイト祝祭管弦楽団（11-13）
　ヘルベルト・フォン・カラヤン（指揮：1-4）
　ヴァルター・ボルン（指揮：5-10）
　ヴォルフガング・サヴァリッシュ（指揮：11-13）

　録音時期：1968-69年（1-4）、1963年（5-10）、1962年（11-13）
　録音場所：ベルリン、イエス・キリスト教会（1-10）　バイロイト祝祭劇場（11-13）
　録音方式：ステレオ（アナログ／セッション：1-10　ライヴ：11-13）
　音源：PHILIPS (11-13)